「キャンプの経費を安く抑えたい!」
キャンパーならではの悩みかと思います。
広葉樹や針葉樹など薪に拘りを持つキャンパーもいますが、薪代を安くしたいという方もおられます。
そんな方に!
薪を無料で手に入れる方法があります。
毎回2束買うと1,000円を超える事もある薪代。
無料なら安心して、遠慮せず焚火や薪ストーブを楽しむことができます。
ただ無料の分少し労力がかかります。
この記事では薪を無料で手に入れる方法とあると便利なギアも紹介していきます。
1 薪を手に入れる2つの方法と課題
キャンプ場で売っている薪は1束500円前後することが多いです。ホームセンターで買うと700円前後な事も。
また一束は約7kgと表記していることが多いですが、そんなにあるかな?って思うことありませんか?
そんな薪ですが、労力をかけると意外と簡単に手に入ります。
市役所・県庁に聞いてみる
市役所や県庁などに問い合わせてみると意外と伐採したものを保管していることがあります。
また伐採が近いとその場所の木を持って帰っていいよという事もあります。
山林や土手などで木を切っているのを見た時、少し聞いてみるとどこに問い合わせればいいか教えてくれることもあります。
「人に話しかけるのは苦手」というキャンパーもおられますが、ちょっとの勇気で薪がもらえることがあります。
不動産・シルバー人材センターに聞いてみる
知人が要れば不動産関係やシルバー人材センターの方に聞いてみると意外と伐採した木があります。
「どこどこで木を切るから持って行っていいよ」と言われることまりますし、薪を求めていることを知ると積極的に声をかけてくれたりもします。
友人知人に関係者が要るとちょっと声をかけておくと、自然と情報が集まってきます。
流木を拾う
こちらも河川や浜清掃の時に持って帰ることができたりします。
乾燥している物が多いので、家で干さなくてもすぐ使えるものが多いです。
「浜で流木を持ち帰るのは大丈夫なの?」という時には管轄している役所に問い合わせると教えてくれます。
最初にお役所などに電話するので少し抵抗を感じるかもしれませんが、分かってしまえば後は簡単に調達できます。
1回のキャンプで3束分くらい薪を使うと思うと1回1500円前後。年間10回キャンプをすると15,000円分くらいの節約になりますよ。
2 無料で薪を手に入れる時の便利アイテム!
やはりキャンプ場の薪はお金をとるだけあって成形してあり、すぐに使える状態です。
自分で調達した場合は、成形・運搬の必要があるのでここが手間になります。
しかし!それも楽になるギアがあります。
今回はこれがあると簡単に薪が作れる物を紹介します。
労力・時間の省略!電動チェーンソー!
薪は細かく欲しい長さに調整する必要があります。
この時必要なのがよく切れるノコギリです。
キャンパーはノコギリを持っていることがありますが、薪を作る時には長い物がおすすめ。
林業のプロが使う神沢精工のサムライに出会ってからかなり楽になりました。
しかし鋸を挽くのはしんどい作業になります。
そんな時にバッテリーで動く電動チェーンソーは便利です。
軽量の物なら取り扱いも楽です。
ハードケースに入っているので持ち運びも楽!
簡単に切れていくので楽しくなってきますよ。
2束分以上が10分もかからずに切れます。
電動チェーンソーって高いイメージですが、今は7000円あれば買う事が出来ます。
バッテリーが2個付いているのでかなり長く使えます。この位切るなら1つで十分です。
その場で薪を切っていってねって言われることもあるのでこれがあるとかなり楽に薪が集められます。
切った後の木クズが気になる方は焚き火シートなどを敷いて使うとあとで回収が楽です。
運搬に便利なワゴンや袋
薪を調達するのに車が横付けできない事があります。
そんな時に便利なのがアウトドアワゴンです。
車輪が広い物を買っておくと砂地に埋まることが少なく重くても引っ張りやすいです。
また細かくした薪の運搬には農業で使われるドンゴロスが便利です。
色も落ち着いているのでそのままキャンプサイトに持って行っても色を邪魔しません。
また車などに薪を積むと汚れることがありますが、そんな時にはシートがおススメ。
ユタカメイクのODグリーン。キャンパーでは色もいいので有名です。
格安のブルーシートよりAmazonで買うと値段が安く、しかも分厚く丈夫です。
グランドシートにも使えるので、車の汚れ防止に、キャンプ場でちょっとしたものを避難させる場所に便利なシートです。
運びやすく、また汚さないを気を付けて運んでください。
3 お金をかけるか?手間暇をかけるか?
無料で薪が確保できるとは言え、実際面倒だなと思う方も多いと思います。
それならキャンプ場で買った方が楽だし。
でも薪を手配して作っている時もキャンプの一部で楽しめる人には楽しめる時間です。
火熾しと一緒でしょうかね。
流行に乗ってファイアスターターや火打石もするけど、最終的にバーナーに落ち着くよって方も多いですが「火を着ける時間が好き」という方もおられます。
薪作りもそんな1面ですね。
面白い事に薪を貰いに行くと、そこにもキャンプ好きがいて話が弾むこともあります。
節約だけでなく楽しみとして薪集めもありますよ。