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「今日も薪ストーブに火を入れるかな」
自宅へと帰途に就いたキャンパーは心が弾んでいる状態です。
解放
全ての用事が済み、「この後自由時間!」となった時の最近の楽しみが薪ストーブ。
帰ってから過ごせる時間はせいぜい2時間弱。
それでも点けたい薪ストーブ。この日はそのために明確な目標がありました。
特に現在は薪ストーブを常設中!
帰って炭を入れて着火剤に火を着ければものの10分程でジンワリと炎が温かみを伝えてくれるはずです。
あの優しい温かみに包まれたい。
そんな気持ちで帰宅と相成りました。
そして早速炭割り
今回のマングローブ炭はまるで薪が1本まるまる炭になったように長いんです。
これでは火付きが悪い上に2時間では消えてくれないので少し割ります。
かつてはこの作業もデッキから出て行っていましたが、薪割り台のお陰でどこでも割れるようになりました。
「薪割り台は薪で十分じゃないのか?」
かつてそう思っていましたが、使うと手放せないギア。
やっぱりギア開発する人っと心底すごいと思う。使いやすい上に値段を抑えることがどれだけ大変かは社会人やってるとホントよく分かりますもんね。
細かくした炭を入れて点火。着火剤の炎の勢いを見ると薪ストーブの燃焼効率の高さが分かります。
いそいそと金麦を注ぎまわり始めたファンを眺めながら満足して一口。
あぁ薪ストーブ楽しんでる(笑)
かつて「ククサでビールを飲んでもうまそうに見えないw」なんてコメントが届いたこともある。
大丈夫!うまいと感じるのは飲んでる本人であってあなたではないから(笑)
そう思うと、自由にふるまう事ができるようになった気もします。
ゆっくり回るファンに温かさを分けてもらいながら読書。
最近興味を持っている「宇喜多直家公」!是非大河ドラマになって欲しい。
揺れる炎の前で読書をして、金麦を楽しみ時折回るストーブファンのゆっくり回る羽を見つめ小説の世界を想像する。
めっちゃいい時間!
しかしこの日は読書の為に薪ストーブに火を入れていたわけではありません。
炭火を起こすためです。
先日Xの懸賞で炭のたかやまさん(@takayama1sumi)より「王様の炭」を頂きました。
叩くと金属音がして濃い密度が火持ちのいい事を教えてくれます。またいい炭は香りも良く炭火をするときの1つの調味料になります。
一方でその密度から着火に時間がかかることもあります。
心配ご無用!
薪ストーブに放り込んで置けばすぐに臨戦態勢になってくれました。
そしてここからは串焼き!
牛串を焼きます。
煌々と輝く王様の炭!時折落ちる脂が高温で煙になる前に一瞬の炎に変わります。
直火で炙られる
これがうまい!いい炭は香りがまろやか!肉が炎の香ばしさと炭の香りをまといます。
あぁウマイ!
実は相方は結婚するまで肉はあまり得意ではなかったのですが、うちで炭火焼きを食べてから「炭火でお肉が食べたい」と言ってくれるようになりました。ほんと炭火ってすごい物なんだなと思いますね。
しかも今回はこれだけではありません。
肉の塊の周りを一度火を通したらダッチオーブンに入れ薪ストーブに入れます。
そして蓋をしたら薪ストーブの中にイン!
この日はローストビーフ状態でなくしっかり火を通したかったので薪ストーブを締めて待つこと10分程!
完成です。今回はこれがやりたいがために薪ストーブ!わずか2時間弱でも火を入れていました。
王様の炭で焼いてつけた香ばしさ!そして表面を焦がさずフワッとした食感を維持するためのロースト!
そして生食感が苦手な人に対応するためのしっかり中まで余熱で火を通す!
そしてダッチオーブンに残った肉汁でソースを作る。
あえて言いましょう!
うま~~~~~~い!!
薪ストーブで2時間しか遊ばないというとちょっと忙しいイメージもあります。
しかしこのひと切れとために2時間かけるというと手間暇がかかっていると言えるでしょう。
楽しいじゃないか!!
肉を焼くだけでない、この工程そして時間こそが幸せ!
これこそが2時間でも薪ストーブに火を入れる意味!
あとは肉をつまみながら火が落ちるまでダラダラと酒を飲み、他愛もない会話をして、それぞれが読書をする。
良い時間!
でも火が弱ると徐々に寒くなり、ファンが止まる。その瞬間はふと寂しくなる。
「あ、今日のもう終わりだな」
編集後記
ほんとにこれが「編集後記」と書いていいのか迷っています。「補足」じゃね??なんて。
今回色んな実験もかねていました。実験というかやりたいことが沢山。
ゆっくり時間を過ごしたいと思うとやりたいことで忙しくなる
何とも言えない矛盾です。でも炉内が広いホンマ製作所のクッキングストーブでもファンが回るのかも気になっていたので、しっかり回ることが分かってよかったです。
また炉内が広いクッキングストーブでしっかり焼いた肉も作りたかったのでそれも成功してご機嫌でした。
キャプテンスタッグの角型みにダッチオーブンはサイズ感、またスペースを有効に使えるのでお気に入りです。
意外とDaisoのダッチオーブンと変わらない値段だったりします(;^_^A
また今回常設しているクッキングストーブ!
こちらも1万円くらいですが、炉内が広く色々調理出来ます。
ドラム缶のようなフォルム、そしてポケットから出る美味しい料理!
通称「ドラちゃん」と言われる我が家の人気者です。
でも昨日までの雨で濡らしてしまいました。ごめんよ。ドラちゃん。