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無人島キャンプ最終回です。
これまでの設営編と夜編はだらキャン▼カヤックキャンプカテゴリーよりご覧ください。
そして無人島キャンプの最大の恐怖(後で考えると大したことない)に遂に遭遇です。
朝の目覚め編から行きます。

1 予兆?ちょっと怖い朝の目覚め!

カヤックキャンプに強い味方!今回使っていたのはバンドックのソロドームです。
無人島キャンプの様子
コンパクト収納!そして簡単設営!2023年のカヤックキャンプを支えてくれるありがたいテントです。

この日にここにエアマットと寝袋、そしてブランケットを被ってぬくぬくと眠っておりました。

12月の無人島の海辺です。

キャノピーを開けて海を眺めながらの睡眠!これで暖かいんです(笑)
それを可能にしているのが圧縮袋です。

このお陰で収納が限られるカヤックの積載も思っていた以上の量を運ぶことができます。
顔は冷える物の体は温かく、海の音を聞きながら微睡んでいました。

その時です!!

いきなりテントを擦る音!!
そして突然フレームが曲がり質量のあるものが上から押さえつけてくる!!

ぎゃあああああ~~~~!!

という自分の叫び声で目が覚めました。

夢落ちです。
いやびっくりでしたね。ホント無人島でこの夢はマジで怖い!
この時は「夢で良かった」で済みました(;^_^A

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2 定番だけど絶品!無人島の朝御飯!

朝の目覚めは最悪でした。
とりあえずもう寝る気にならずに暗い中でゴソゴソと動き始めます。
星が綺麗な夜
まだ夜ですが徐々に明るくなってくるでしょう。
焚き火を着ける
夜は薪ストーブを使いましたが朝は燃え尽きるのが早い焚き火台を使います。
撤収まで火が残っていると面倒なので燃焼効率のよいピコグリルは無人島キャンプにピッタリです。
朝のキャンプ風景
キャンプの朝はもう帰るのかって気持ちで寂しくなりますね。
夜が明けてくる島
明るくなるとキャンプが終わりか~なんてことも考えてさらに寂しくなります。
温まるお為のお茶
緑茶!温まる!コーヒーもいいですが最近緑茶派です。
そしてご飯を炊いてメインのカレー作りに入ります。
お米を炊く
ピコグリルとアルミパーソナルクッカーのコンビ!
お米を炊く
気密性が高いので蓋がとれない様に重りを置いておきます。
お米を炊いている時間って緊張感あって好きです(笑)
良きところであげてカレー!レトルトカレーを温めるだけですがこだわりもあります。
レトルトカレーを温める
昨日お肉を焼いたフライパンを置いておきました。
これでカレーを温めるんです。
カレー作り
ウィンナーも入れたいのですが買い忘れたので我慢!
ステーキの肉汁が残った状態なのでカレーのビーフ感があがります(笑)
カレーが完成
完成です。
スノーピークのアルミパーソナルクッカーでお米を炊く
お米もいい感じで焚けました。

カレーを食べる
完成!ステーキ肉をカレーに使う事はほぼありませんが、肉汁が加わるだけでカレーのレトルト感がちょっと薄まりこだわりカレーとなります。
うまいな~!
最近キャンプで小型のフライパンを使いますが、この味が楽しみなんです。
もう少し深いユニフレームのちびパンに買い替えようかとも検討中です。

海に移動してカレーを食べる
海に移動して眺めながら食べる朝カレー!
米を2合近く炊いているので食べ応えも十分です。来てよかった!!

しかし!

ここで夢の続きが始まりました!

3 何かいるっ!

感傷に浸りながらカレーを食べている時でした。

テントの裏側。5mくらいのところでしょうか。
テントの後ろ予様子
これは設営時の画像です。
この後ろのブッシュに何か居るようです。

がさ!がさ!

と音がしてブッシュが揺れています。
そこまで大きなものではありませんが、確実に質量を感じる音です。
なにかこっちに来ている!

しかも2つ!

こちらは海の近くに座っています。

手元にあるのはカレーとスプーンだけです

まさにウルトラマンのハヤタ隊員状態です。
いやもう何も抵抗する術はありません。
カヤックにあるパドルもキャンプ道具も薪も全てテントの近く!
そしてテントと自分との距離は明らかにブッシュの中の何者かより遠い!

絶望!

とりあえずスプーンでカレーを叩いて音を出してみます。

コンコン!

ダメだ!
これじゃせいぜい学校の黒板のチョークの音程度だ!

しかし為すすべはありません。
とりあえず少し後ずさりして様子を探ります。
こちらに向かっているようではないです。しかし2つの塊が動いているようです。

正直怖い!

とりあえず声をかけて人間がいることを知らせます。
もちろん何の効果もありません。
知っていて通っているのでしょう。ならばっ!

あっ!

短音発声!

あっ!

我ながら海で鍛えた喉は良く響きます。
どうやら相手も気にしたようで立ち止まりました。
ここで!

あーーーーーーーーーーっ!

長音発声!
無人島にこだまする外遊び屋の雄たけび!
久しぶりの腹の底からの発生!

声を出すんじゃない!音を出すんだ!

腹の底から波動砲を打つつもりで喉も開いて声を打て!

かつての諸先輩方からの声が聞こえます。

あーーーーーーーーーーっ!

ひたすら放つ声の波動砲!
どうやら相手も通り過ぎたようで島に静寂が戻りました。

一番うるさかったのは外遊び屋の声だと思いますけどね(;^_^A

4 無人島からの撤収!

静かになったようなので撤収準備にかかります。
びしょ濡れのテント
とはいえテントも結露で濡れているのですぐには帰れません。
ここは乾くのを待つしかないでしょう。
幸いブッシュの歩く2つの物体はこの後姿を現すことはありませんでした。
砂浜の足跡
上陸したときに見ていたこれはその物体の足跡なんでしょうね。
いや怖い!
この時にちゃんと気を付けるべきでした。
ハッカ油などは匂いを嫌がると聞いていますし、別のキャンプ場で効果も感じるので次回は持って行かないといけませんね(;^_^A

虫除けだけではありませんね(;^_^A
テントもかなりマシになったので撤収!
思えば昨日の夜は足音かブッシュのこすれる音を聞いたゆえの夢だったのかもしれません。

とりあえずテントに攻撃されなくてよかった。

いびきがうるさくて仲間だと思われた?
むしろいびきがひどくて遠くに行ったのかな??

次はハッカ油は欠かさないようにします。

以上恐らくイノシシかな~って思うちょっと怖い体験でした。
いや「イノシシくらい」って思うでしょ?
これカヌーワールドでも紹介されていますが、一度上がった浜でイノシシと対峙してすっごい怖かったんですよ。
彼らガチサバイバーなのでレジャーカヤッカーとは迫力違いますよ。
ただ彼らは争いを好まないので刺激しないようにしておきます。

 

 



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