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キャンプでインスタントラーメンを作ることはしばしばあります。
手軽で温かく携行食にもピッタリです。どのインスタントラーメンが好きですか?
うまかっちゃん?チャルメラ?出前一丁?サッポロ系?
どれもうまいです。
もう一度高らかに宣言します!
インスタントラーメンはどれもウマイ!
ラーメンの「これが一番」は好みがあるので決めるのは愚策です。
しかもこの美味しいインスタントラーメンを最強に美味しくするのはメーカーではなく自分だったんです。
今回このひと手間でキャンプのインスタントラーメンが驚くほど美味しくなることを紹介します。
私も「それくらいで変わるの?」って思っていましたが、変わりますよ。
何が変わるかも一緒に紹介していきます。
1 実は正しく作っていなかったインスタントラーメン!
インスタントラーメンはキャンプでも普段の生活でも手軽で美味しい食べ物です。
その手軽さゆえに基本を守っていなかった!なんてことを感じました。
その大きなポイント3点を紹介!
知ってた?麺は強制的にほぐしちゃダメ!
湯を沸かして鍋に麺を入れて少しすると箸で強制的にほぐす!
そうすると早くできるので外遊び屋はいつもこの方法でした。
ガスなど燃料が限られますし、キャンプはとかく忙しいので時短するのにも有効な手段です。
しかしこれがダメ!
麺を入れたら自然と柔らかくなるまで放置!
ある程度柔らかくなったら裏がしてさらに待ち最後に軽く箸でゆすってほぐすそうです。
これで麺が傷つかずのど越しが良くなるそうです。たったこれだけで??
ほんとに違うんです。
溶けにくくならない?火を止めてからスープの素を入れる!
こちらも火を切らずに入れていました。
麺が緩みだしたらその時点で粉を入れて仕上げていくイメージです。
これもダメ!熱湯に粉を入れると風味が飛ぶそうです。
実はこのエピソード!「花の慶次」という漫画にも出てきました。
千利休との回ですが、利休にお茶を振舞おうとした慶次が沸騰した茶釜に刺し水をして温度を下げます。
「なぜ?」と問う利休に対して「沸騰しているとお茶の風味が飛ぶ!風味が飛んだお茶などうまくないだろ?」といったようなやり取りがあります。
なるほど!
まさかインスタントラーメンにもつながる話だったとは!今更感動です。
長さが重要!麺は割らずに!
こちらもキャンパーあるあるだと思います。
クッカーが小さくてインスタントラーメンがそのまま入らない!
ある意味仕方ないのですが、これも最強にならない要因でした。
いやこれはある程度諦めていましたが、長さが無いとすする距離が短い!
麺ののど越しを味わうにはやっぱりある程度の長さが必要です。
クッカーの大きさの関係上仕方ありませんが、最強を目指すならここも重要です。
以上3点!これで違うの?って思いませんか?
実践してみます!
2 基本に戻って最強インスタントラーメンを作る!
それでは早速実験です。
麺を割らずに済むクッカーで基本通りに作る!
今回使ったのは北陸アルミの段付き鍋15.5cmです。
プラスチック部品が無いので焚火にも安心して投入できます。
沸騰したところで麺を投入!
ここで箸を入れずに柔らかくなるのを待ちます。
再沸騰して麺が柔らかくなるのと一度麺をひっくり返してさらに待ちます。
最後に麺をほぐしたら火を止めてスープ粉を投入!
沸騰したところに粉を入れると泡が出ることもありますが、この方法なら大丈夫!
火から下ろして粉を入れると溶けにくいんじゃないかと懸念していましたが杞憂でした!
完成!いい感じです!
基本を守った作り方のインスタントラーメンを実食!
実食してみます!
最初感想は「うまい!」です。
しかも確かにいつもより麺がつるつるでのど越しというかのど滑りが滑らかです。
感触が気持ちいい!
今回割ってないので麺が喉に流れ込むこと自体が気持ちいいです。
しかも汁がしっかり絡んでいる感じがする!なんで?ただ思いました。
麺の食感は確実に違う!!
ではスープは?
もちろん美味しい!けども大きな違いは分からない(;^_^A
そんな感想です。
私の感想ではスープに明確な違いは出ませんでした。
ひょっとしたら麺への絡みが違うのかもしれません。それなら納得です。
でもこの方法でいつもより風味が良いかというとちょっと分かりませんでした。
だっていつもおいしいもん!
3 最強インスタントラーメンは自分の手間だった!
麺がパワーアップしていつもより美味しく感じたのは事実です。
「このインスタントラーメンこそ最強!」というのはメーカーではなく好みのラーメンをどれだけ基本に忠実に作れるか?というところだと思いました。
その位麺の食感が違ったんですよ。
このひと手間!惜しまずに作ってみて下さい。
割らずに入るクッカーならば格安はシンプルプランのクッカーもおススメです。