外遊び屋です。
「バトニング」というとナイフや鉈、手斧をコツコツと薪などで叩いて薪を割る作業です。
この時間!薪割りをしているなと感じる楽しい時間である一方で、近年怪我の絶えない作業にもなっています。
ナイフでの無理なバトニング、慣れない斧での薪割り。
取り返しのつかない事故になる可能性が十分にある作業です。
キャンプで怪我をしない!使うと楽しい薪割りアイテム5選!
その作業の安全性に最近じわじわと人気が出ているキャンプギアが薪割り用のクサビです。
刃物を振り回したり、無理にたたいたりする必要が無いので安全性が高いという事です。
でも実際どうなの?とも思っていました。
そんな時に薪割りクサビを提供いただきました。

実際使ってみて薪割り用のクサビの良いとこ悪いとこ紹介していきたいと思います。

1 使用する薪割りクサビの概要と第一印象!

今回提供頂いたのはONESTEPのねじりクサビです。
ONESTEPねじりクサビ
●商品サイズ:全長230 ×85×65mm
●商品重量:2.6kg
第一印象では大きくて重いと思いました。
でもこの大きさがあるので打ち損じは少なそうです。また自重があるので跳ねずに食い込んでいきそうです。
長さも太さもあるので、打ち込んでいて薪の中に食い込んで出てこないという事はなさそうです。
キャンプ場の薪は大体40cmくらいで切りそろえてるのでこの位の大きさなら打ち込めば割れそうです。
このねじりクサビの特徴は
ONESTEPねじりクサビ
少しねじれがある事!

少し芯がズレていることによって打ち込むほどに太さが増していきます。
これにより薪を割いて割る速度が速くなるそうです。
なるほど!かなり考えられた理屈の様です。
実際使用してみたいと思います。

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2 薪用クサビの使用レポ!ねじりクサビを使ってみる!

早速薪割りをしてみましょう。
ねじりクサビで薪を割ってみる
まずはキャンプ場で売っている一般的な薪です。
刃を当ててとんとんと後ろから叩いていきます。
刃厚があるので最初はなかなか入っていきません。
ねじりクサビで薪を割ってみる
一度刃が入ると割れ目が大きくなります。
ただそのまま叩いると手前にクサビが傾いてくるので、叩く方向を変えながら打ち込んでいきます。
ねじりクサビで薪を割ってみる
手前にクサビが出てきているので、裏返して打っていくと
ねじりクサビで薪を割ってみる
徐々に戻っていきました。これはたたき手の癖が出ているようです。
工夫で何とかなる範囲です。
そして打ち込んでいくと
ねじりクサビで薪を割ってみる
見事に割れました。いい断面です。
続いて
ねじりクサビで薪を割ってみる
自分でもらってきている薪!固いので割るのが大変です。
それでも少し刃を当ててコツコツと売っていると
ねじりクサビで薪を割ってみる
少しずつですが入っていきます。
先ほどと同じように前後を入れ替えながら叩いていくと
ねじりクサビで薪を割ってみる
見事に割れました。
割れてもパカンと割れていくというよりミシミシと最後割れるので、クサビが地面を叩くことは無いです。
よって刃こぼれは無し!これは安全です。
調子に乗って
ねじりクサビで薪を割ってみる
小割にしておきました(笑)
ちょっと癖になる割り心地です。

3 薪割り用クサビを使った感想!

実際に薪割り用のクサビ「ねじりクサビ」を使った感想をまとめていきたいと思います。

薪割りクサビは安全性は高め!

既にアピールされているように安全性は高いように感じました。
的がしっかり大きいので打ち間違えることは少なく、またパカンと薪が飛ぶわけでもないので周りにダメージもありません。
刃も地面に打ち受けることもないですし、空振りして刃で怪我をする恐れも少ないです。
また無理なバトニングでナイフが折れている図をSNSでみかけることがありますが、そういった事はさそうです。
ここは流石専用機といった感じです。

打ち込むには力が必要!

今回使った薪割り用クサビの自重は2.6kg!
2ℓ入りのペットボトルよりも重くなります。
それを片手で持って薪に合わせて叩いていくので
薪割り
刃が入るまでのこの体制で芯を外さずに支えておくことは意外と力が必要になります。
ねじりクサビの刃厚
刃厚もしっかりあるので、割れる時には便利ですが最初の打ち込みには力が必要になります。

薪で叩くよりハンマーでたたいた方が確かに早く入りました。
この支える力、最初叩く力は必要なので購入の際には一度検討してください。

4 最後に

薪用クサビを使用してみました。
使ったのは提供いただいたONESTEPの「ねじりクサビ」です。

善込みで2,030円なのでアリですね。
キャンプ場で随時使うというよりは薪購入時に一気に必要な薪を割っておく方が力の分散にならず疲れにくいかと思います。
また鋳鉄なので薪でもハンマーでも叩くときには大きな音がするので、夜や早朝は使用はさけてくださいね。
でも大きな薪を相手に慣れない斧を振ったり、ナイフで無理にバトニングするよりは楽です。
斧を使う事に不安のある方は薪用のクサビ検討する価値はありますよ。

 



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