外遊び屋です。
尾上製作所の「ミニかまど」を導入しました。
尾上製作所は兵庫県は姫路にある面白いキャンプギアの多いアウトドアメーカーさん。
今回一目惚れして買った
尾上製作所のミニかまど開封前の箱
このミニかまど!惚れて間違いない商品でした。
尾上製作所のミニかまどで焚火をする尾上製作所のミニかまどでお米を炊く尾上製作所のミニかまどでもつ鍋を作る
実際色々使っているからこそわかる魅力とちょっと残念なところも紹介していきたいと思います。
30を超える焚き火台を使う外遊び屋が詳しく見ていきます。
デイキャンプからソロキャンプまで使える優秀な焚き火台ですよ!

1 尾上製作所「ミニかまど」の概要!

まずは基本スペックから!
尾上製作所のミニかまど焚火台として組み立てたところ
●組立サイズ:(約)125×125×115㎜
尾上製作所ミニかまどの収納サイズ
●収納サイズ:(約)125×125×65㎜
●重量(約):300g
尾上製作所のミニかまどの収納袋
●付属品:収納袋
●使用燃料:固形燃料・薪
コンパクトな焚き火台ですが、円筒形の為収納サイズはあまり小さくありません。
とはいえ持ち運びに困るサイズではないので、ザックの片隅にも収まる程度です。
300gなのでUL指向の方にはやや重いかなと思いますが、通常のキャンプであればなんてことない重さです。
組立方は
尾上製作所のミニかまどの説明書
説明書に詳しく書いてあるので迷うことは無いです。
固形燃料で使うバージョンに組み立てた尾上製作所のミニかまど
固形燃料を使うバージョンと
尾上製作所のミニかまど焚火台として組み立てたところ
薪で使うバージョンになります。
組立はしっかりしているのですが、残念なことに少し引っかかるバリがあります。
怪我をするほどではないですが、製品によっては気になる方もいるかなという感じです。
その場合は軽くサンドペーパーで削れば解決です。
今まで色々な焚き火台を触りましたが2,300円の焚火台にしてはバリは無い方だと思います。

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2 固形燃料で尾上製作所のミニかまどを使ってみる!

まず固形燃料で使ってみたいと思います。
焚火台としてよりも固形燃料で使う方が多くなる予感がしています。
その理由は
尾上製作所のミニかまどを固形燃料で使ったと起きにはテーブルにダメージが行かない構造
燃焼している点からテーブルまでの距離が十分にあり通気するので熱の影響が下に伝わりにくくなっています。
これならば下を熱養生しなくても使えるので気軽に固形燃料で調理出来ます。
また
尾上製作所のミニかまどの五徳のつけ方
五徳はクッカーに合わせて設置することができます。
大きなクッカーなら外に開いて大きく、コンパクトなクッカーなら内側に収めて使用することができます。
ただ実際外側に開いて使った場合空気の流れが悪くなって火力が落ちる傾向があります。
尾上製作所のミニかまどを固形燃料で使ったとき五徳の組み方で燃焼効率が落ちる
こうして冷静に見ると五徳と風防になる筒状のパーツに隙間が狭いです。
空気の流れを遮断してしまうことになります。
尾上製作所のミニかまどを固形燃料で使ったと起きには五徳の組み方で燃料効率が良くなる
内側にしたところ十分な空間ができて、火力が強くなりました
使用するクッカーによって使い分ける際には十分な空気が抜ける空間があるかどうかを見てから調理した方がいいです。
でも固形燃料で
尾上製作所のミニかまどでお米を炊く
炊飯
尾上製作所のミニかまどでステーキを焼く
お肉を焼いて
尾上製作所のミニかまどでステーキ丼を作る
ステーキ丼を作ったり
尾上製作所のミニかまどでパスタを作る
湯を捨てないで済む作り方で
尾上製作所のミニかまどでパスタを作る
パスタを作ってみたり
尾上製作所のミニかまどでスンドゥブを作る
スンドゥブを作ったりと色々作れました。
固形燃料はあまり火力の無いイメージですが、ミニかまどの熱を浪費しない円筒構造のお陰もありかなり幅広い料理ができます。
もちろんどれも熱によるダメージはテーブルに出ませんでした。

2薪で尾上製作所のミニかまどを使ってみる!

続いては焚火台として薪で使用してみたいと思います。
ここで注意したいのが地面への影響です。
ミニかまどの構造。薪では地面への影響が大きい
下の開口部から薪を入れるようになります。
灰受け皿が付いているとはいえこのままでは地面へのかなりの影響がでます。
地面へ影響でないようにすることが大事です。
色々ありますがおススメは

このタイプの台です。コンパクトで持ち運びやすく、薪を置く補助にもなります。
尾上製作所のミニかまどの地面養生
外遊び屋は別の焚火台についていた台を使っています。これならば
尾上製作所のミニかまどで焚火をするのに便利な台
薪がはみ出しても受け止めてくれるので地面に薪が転がり落ちる心配はありません。
尾上製作所のミニかまどを使用してみる
円筒形なのでまっすぐに炎が上がります。
尾上製作所のミニかまどを使ってみる
この炎!色々な料理をするのに十分な火力です。
しかし画像を見てお分かりいただけるかと思いますが、そのまま使った時は下からの給気が追い付かず火力あまり上がりませんでした。
尾上製作所のミニかまどの火力を上げるために網を敷く
網を敷いて給気できるようにしたところかなり燃焼効率がアップ!
尾上製作所のミニかまどで中華鍋を使う
こちらも別のロストルを使う事で空気の流れを確保すると26cmの中華鍋でも難なく
尾上製作所のミニかまどでもつ鍋を作る
もつ鍋を作ることができました。
また
尾上製作所のミニかまどでダッチオーブンを使う
小型のダッチオーブンであれば難なく使う事がでこ
米粉パンをダッチオーブンで焼く
パンを焼くこともできました!
尾上製作所のミニかまどで炎を楽しむ
炎も綺麗に上がるので、焚火台としても優秀であることがよく分かりました。

3 使っているからこそわかる5つの感想!

ミニかまどに一目ぼれした理由は
手のひらに乗る尾上製作所ミニかまど
このコンパクト感です。
思った以上に可愛い!でも使って分かる5つの良いポイントを紹介していきます。

色々なクッカーに対応する汎用性!

五徳がしっかりしているので調理がし易いです。
尾上製作所のミニかまどで使う中華鍋
こちらは26cmの中華鍋になりますが、この大きさでもがっちり安定しています。
ハンドルが着脱できるのでバランスを考えて今回は外しましたが、直径の倍近くあるクッカーを乗せて安定して調理できるところはソロでもデイキャンプのちょっとした昼食づくりにも役立つポイントです。

使ったのはこちらの中華鍋。
この組み合わせならば色々調理できそうです。

クッカーを除けなくてもできる燃料補給!

コンパクトな焚火台で調理するときに面倒だったのが薪の補給時に毎回クッカーを除けなければいけない事でした。
小さな焚火台は薪も細かくしなければいけないので燃え尽きるのが早いです。
小まめに燃料補給が必要ですがこれが面倒に感じることがありました。
しかし
尾上製作所ミニかまどの薪の補給は横尾から入れられて簡単
開口部が比較的大きくて横から薪がさせるので、この煩わしさから解放されました。
尾上製作所のミニかまどで使用する薪
薪もこのサイズで十分なので、そこまで薪の細工は必要ありません。

重いクッカーも乗せられる耐久性!

コンパクトな焚火台は軽量にするために本体の構造がそこまで安定していない物もあります。
また接合部分などで遊びができるため不安定な事もあります。
しかしこのミニかまどはかさ張りますが、構造が簡単なので
尾上製作所のミニかまどでダッチオーブンを使う
ダッチオーブンなどの重めのクッカーでも安定して使えます。

 

固形燃料でもしっかり加熱する構造!

固形燃料だと火力が低いかなという時でもしっかりと調理してくれます。
ミニかまどでお湯を沸かせる
フライパンいっぱいの湯も十分に沸かして
尾上製作所のミニかまどでパスタ料理を作る
パスタを作れるだけの熱を発揮してくれるのは周りに熱を逃さず上昇させてくれる恩恵です。
全体的に調理しやすい焚火台だと思います。

炎が綺麗に上がる焚火台!

ミニかまどで焚火を楽しむ
薪のくべ方を楽しむという事は出来ませんが綺麗な炎は上がります。
尾上製作所のミニかまどで上がる炎の形
円筒の中で燃えるので、燃焼点が奥にありますが、その分爆ぜても炉内で完結することが多いので水分が残っている小枝などを燃やしても爆ぜて困るという事はありません。

実際かなり気に入りました。
おうちキャンプでも使えそうなのでじっくり使っていきたいと思います。
残念な点はバリが少し気になることと
尾上製作所のミニかまどは使うと煤が付く
よく煤が付いているので、完全燃焼させられているわけではないです。
クッカーなどはホントに煤だらけになるので、汚したくないクッカーはこれで使わない方が無難です。
外遊び屋は全く気にしませんけどね。
また熱による変形は気になる程度はありませんが、各部品が少しスムーズにハマらなくなりました。
ガンガン焚火で使っているせいもあると思いますが、いつまでも完ぺきではないかなと思います。

4 最後に

尾上製作所のミニかまどを見てきました。
尾上製作所のミニかまどの現在
いい感じに育ってきたと思っています。
尾上製作所のミニかまどの育ち具合
煤もいい味を出してきたので歴戦の勇者の顔になってきましたよ。
まだまだ使い込んでいきたいと思います。
コンパクトですが持ち運びに関してはそこまで小さいとは言えません。
でも使い勝手良く、薪が手配できない場合でも100均で固形燃料買っておけば対応できる汎用性の広さも魅力です。
コンパクトで調理しやすい焚火台だと思います。

 

 

 

 

 



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