外遊び屋です。
出ましたよ。
SOTOさんの新製品のバーナー!
その名もレギュレーターストーブ!FUSION ST-330!
(SOTOさん公式HPより)
今も大人気のSOTOさんのレギュレーターストーブと
火力最強のST-301の良いとこどりの製品。
詳しい情報が出たので見ていきたいと思います!
1.基本スペック
まずは基本スペックから!
人気のST310と比較しながら行きますよ!
サイズ:
FUSION
幅410×奥行120×高さ90mm(使用時)
幅110×奥行75×高さ90mm(収納時)
ST310
幅166X奥行142X高さ110mm(使用時)
幅140X奥行70X高さ110mm(収納時)
かなりコンパクトになりますね。
ST310でも小型なのに収納時にはさらに小さくなります。
発熱量
共に2.9kW(2,500kcal/h)
という風になっています。
加えて・・・ST310にも採用されていたマイクロレギュレーターが
使用されており気候や使う事によって起きる低温になるときにも
比較的安定して火力を担保してくれます。
これはありがたいところですね。
ちなみに火力の強いST301
こちらは
サイズ
幅190×奥行176×高さ83mm(使用時)
幅160×奥行100×高さ90mm(収納時)
新商品より一回り大きいところでしょうか。
しかし
発熱量
3.7kW(3,200kcal/h)!
このパワーは継承されなかったのが残念ですね。
2.魅力
今回の新製品どこに魅力を感じるのか。
それを解説していきたいと思います。
①安定する五徳
これはST301との比較になりますが、
五徳が4本になっています。これによって鍋が安定しますね。
ST301の場合は五徳が3本でゆらぎがあるため、
ダッチオーブンなどの大きな鍋を置いたときにちょっと不安になります。
それがレギュレーターストーブで実績のある4本五徳に変更されたことで
解消ですね(^^
②輻射熱を気にしない分離式
分離式の魅力はダッチオーブンなどの大なべや鉄板を使用したときの
ガス缶への輻射熱を気にしなくていいですね。
これにより料理の幅が非常に広がります。
外遊びではダッチオーブンは使いたくなるけど
炭火を熾すのも面倒っていうときにバーナーで調理できるのは
有難いですね(^^
この辺りはST301より継承されたメリットですね。
③マイクロレギュレーターの継承
CB缶に限りませんが温度はガスの一番デリケートなところ。
意外と苦労することがありますがこの苦労を軽減してくれるのが
この機能ですね。
分離式で安定した火力を担保してくれるのはダッチオーブンに特化してますね(^^
3.デメリット
デメリット・・・というほどの事はありませんが、
何点か不安要素も。
1.熱量の低下
前述した発熱量ですが、
ST301よりもだいぶ落ちているようです。
普通に調理する分には問題ないのですが、
早く湯を沸かしたいときには若干の不安になります。
とはいえ・・・マイクロレギュレーターの導入により
火力が安定する分そこまで心配しなくても良いかなと思っていますが、
データ上では少し気になるところですね。
②火口が狭い不安
もっとも気になるのがこちらですね。
大なべを調理するときには火口が大きい方が
全体を熱することができるので調理しやすいんですが、
こちらのST330ではこの火口が狭いのではという不安があります。
ちょっとデータが無いので杞憂で終わってくれればいいのですが
この辺りは触ってみなければわかりませんね。
4.秀逸な点
このST330で良くなったなぁって思う点も。
それが・・・分離式により着火ボタンも離れたこと。
今までのものは着火ボタンが火口の近くにあり、
アツアツの鍋をかけている時に再着火など
不安になることもありました。
また火力も調整しやすい構造なので、調理しやすい!
この辺りの改良・・・ありがたい限りです。
5.最後に
お値段は9,000円。
ちょっと高く感じますが、性能はよさそうですね。
ガスの低温には悩まされることがあるので、
マイクロレギュレーターはありがたいです。
ST310の場合は調理の幅が限られていたので
購入欲求には至りませんでしたが、
今回はかなり欲しい物ですね。
ただ・・いつもの堂々巡りですけれども・・・
もうたくさんシングルバーナーあるじゃん
っていう突っ込みに返す言葉が無いんですね・・・。
さてどういう理由をつけて買うかな(^^