
ぽぅっと火が着きわずかな音を立てながら着火剤が燃えていきます。
田舎のウッドデッキのアウトドアスペース
時折原付の走る音が遠くで聞こえる物の生活音のない空間。
田舎の良さ
2月のお水取りの前。空気は冷える物のその分空気が張り詰めて音や温度が伝わりやすく感じます。

時折ぱちりと爆ぜ赤い火の粉が上がるけども、寒さによって小さなB-6君の外に出る前に消えていく。
それはずっと見ていられるほど楽しく、観察していて「次が見たい」「いつ起きるのか?」などと期待をしてしまいます。
手元の金麦が減っていくけども目が離せない炭。

徐々に全体に火が回るにつれ爆ぜる音も少なくなり、やがて無くなります。
炭火が熾った証拠
そして熱量が上がってきたのも分かります。
リフレクターを反射した熱がこちらにふわりと伝わりだします。
温かい!
わずか約215mm×122mm×165mmの焚火台!
ここに3分の2ほどの炭火を入れた炭火!
これがリフレクターを置くだけで正面が温かくなります。
偉大だな!B-6君とリフレクターよ!

ランタンの炎も揺らがないほど風が無い事もこの温かみを感じる要因の1つかな。
2月の屋外は寒い!
でもキャンパーにとってこの空間は温かい!
空間を楽しむだけではないんです。
この前の日!
疲労を感じてどうにか体力を復活させなければいけないと炭火でお肉を焼きました。
しかし!予想だにしない事が起きました!
食い足らない!
なんかもうちょっと食べたい!お肉が欲しい!
そんな欲求不満を感じており、この日は二日連続の炭火の日!
肉はたっぷりと揃えた!
そしてこの音!

聞えますか?
時折網の間に落ちる脂が引火し「ぼっ」っと炎を上げます。
その炎が鉄板の直接炙り、肉の焼ける音を一気に大きなものとします。
この音がいい!
香り、見た目!それだけでも食欲をそそるのにさらに音でも食欲を誘ってきます。
そして焼けた肉にたっぷりのたれとニンニクをつけ、ご飯に一度バウンドさせたから食べる!
すかさず!
肉汁とタレがたっぷりと着いたご飯をかっこむ!
口の中で肉とご飯が融和していく!
うまい!
ゲームの様な表示があるなら確実に外遊び屋のゲージは回復に向かっている瞬間です。

休むことなく肉を焼き、そして米に乗せにそれを体にそのまま流し込む!
幸せ!
そして腹いっぱいになった後は待ったりタイム!

炭火の残りの温かさを感じながら新しいオイルランタンを眺める時間。
今回は大きなランタンデイツのD80を手に入れました。
大きな炎にちょっとしたぬくもり。
炭火の最後を締めくくるのにピッタリな時間。
このD80は28時間くらい点灯するらしい。
ずっと見ていたい
そんな気でいますが無常!翌日の朝も早い!
ここでおわりか
炭火の最後はなんとなく物悲しく、火を消すとあたりの空気は一瞬で冷め。
その空気が炭火が終わったことを告げました。




