最近ポジションが変わった
自然の魅力や楽しさを教える最前線!
そこを支えることを使命としてきた外遊び屋
最前線を支える後方支援を帯びてきた

そんな年になったのか

そんなつもりもないが、どこか感じるところもある。
ふと寂しい気もする今日この頃です。
後方支援となると色々後処理があり時間がとりづらくなる物で、ちょっとキャンプに行き辛い。

キャンパーとしても一線を退くのか・・・・

そんな気もする。
しかし気分転換に行うのはプチアウトドア。
キャンプで一泊できなくとも庭でちょっと遊ぶだけで、外の風を感じるだけで気分が揚がる!

根っからのアウトドアフィッター

我ながらそう思う事がある。
この日もやや遅くなりながらも帰宅。
日が長い事に救われる日々である。
いそいそと着替えて庭に繰り出す。
最も近いアウトドア空間!それがデッキサイト!
庭のデッキサイト

サイトというだけでアウトドア感も盛り上がる。
サクッと準備!何ならもう設営してある。
ここで火をつけながらまずはぐっと金麦を飲み干す。

これだ!

日暮れ前とはいえまだ暑い!そして火を越しているため加熱されている。
そして体に残った日中の熱!
これに打ち水をするかのように熱を奪っていくのど越し!

たまらん!!

金麦を飲みながら汗をかく
なぜなら夏だから!そして火を越しているから!

それがうまい!

おうちキャンプではククサを使う事にしている。
分厚目の飲み口が体に「非日常」を与えてくれるから。
更に名前入り。
お気に入りのギアでちょっとした非日常を楽しむ。

なんてうんちくを垂れているうちに火が熾る。
夏にはピッタリなビールのあてから食べたいところ。
今回選んだのは牛串!
牛串を焼く
Xでさる提督から「カレー用の肉は串焼きにするとウマイ!」と聞いた。
最初は半信半疑ながら焼くと確かにウマイ!
脂身が多く噛み応えもある。そして味が濃い!(気がする)
ふわふわではない!肉のするめや~って言いたいくらい。
牛串焼き
香りも良く金麦がススム!
そして炭の温度もあがり汗も噴き出してくる!するとまた金麦がウマくなる!

無限金麦!

恐ろしいシステムだ(;^_^A
牛を食べた後はちょっとさっぱり目!
ササミを炭火焼きにする
ささみ!
これも直島のカフェのマスターに教えて頂いたやり方!
マスターは胸肉を使っていたが今回はササミ!
これをクレソルをかけて焼く!
ササミを焼く
これに七味をかけて食べるだけでもうまいのだが、最後にちょこっとオリーブオイルをかける。
するとちょっとパサつくササミがうまくなる。

不思議だ!

これに出会った時に「確かにアメリカンだ!」と訳の分からない感想を持ったものである。
また脂たっぷりの牛串の後ちょっとさっぱりするササミの焼鳥は味変にも良い!

ただ酒がススム(笑)

そして本日のしんがり!
鱧を塩焼き
鱧!!
瀬戸内は鱧がスーパーにあることが多い。そして幸いなことに良く値引きされている。
鱧と言えば京都の祇園祭だが海のない京都市内で交通が悪かったはるか昔。
傷みにくい鱧が重宝されたという話を聞いたことがある。
であれば値引きされる鱧こそ遠く祇園祭で親しまれた味ではないか!
そう!

まさに値引きされた状態だ(笑)

酔いゆえかそんな発想も生まれて、一人失笑する。
鱧を焼く
良い加減に焼けてきた
鱧が焼き上がる
完成!
ふわふわの鱧
ふわふわである。
日本酒がススム。
鱧は季節ものでそれほど美味しいと思っていなかったし特別視していなかった。
しかし今年ふと焼いた鱧が美味しくハマり倒している食材である。

もちろん今回もウマイ!

このころには日も陰り、火も落ちてきた。
やや涼しさを感じる風も吹く

これだな・・・

一歩外に出て30分程焼いて食べて飲んだだけである。
それでも確かに感じる解放感。

いいものだ

ダラダラ飲むと夜が進んでいく。
無論扉を開けて中に入ればエアコンの快適空間が待っている。
でもここで汗をかく

真夏の夜の夢・・・・

快適だからいいわけじゃない。
こんな時間が必要なんだ・・・

今回のライター

【外遊び屋】
自然体験施設やキャンプ場勤務を経たシーカヤックガイド。
小豆島を一泊二日で漕破するカヤッカー!
雑誌「カヌーワールド」取材協力及び同行料理長(17号当時)
キャンプブログは2017年8月より毎日更新。
500記事を超えるキャンプギア使用レビュー作成と使用経験を持つライター。

 

 



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