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タイトル通りスノーピークが逆境に立たされています。
事の初めは2月13日日本経済新聞に記事が出ました。
スノーピーク純利益99.9%減 23年12月期、キャンプ苦戦
これに対してX上で色々な推測が飛び交い「経理の神業!税金対策完璧」という意見や「スノーピークは終わった」など色々など言われました。
そして2月17日同じく日本経済新聞です。
スノーピーク、非公開化へMBO 米ベインと500億円規模
株式公開をやめるようです。最近ベネッセホールディングスも非公開化したところです。
株を持っている方は悩ましい所でしょう。
「キャンプブームがキャンプ文化になった」というのは確かに感じます。
しかしUjackのCEO佐藤さんが動画内でキャンプギア業界は「かなり厳しい」といった事も言われていました。
その流れがついに日本の代表的なアウトドアメーカーにも直撃したイメージを持ちました。

企業経営のことはよくわかりませんが「スノーピークの現状は悪いのでは?」と思ってしまいます。
しかし!ここは応援したくなるではないですか。
今回はキャンプ歴15年以上カヤックガイド18年の外遊び屋がスノーピークの魅力あるギアを紹介したいと思います。

1 確かに感じていたスノーピークへの違和感

スノーピークかユニフレーム

かつて焚き火台はこの二大メーカーに分かれていました。
現代ほどの選択肢はなかったですが、どちらを買っても「間違いない」物でした。
それでもやれ「重い!」やれ「かさ張る」!筋トレじゃないんだから!などユーザー同士がディスりあっている事もありました。

焚き火台コレクターとしてはどちらも所持していますが、正直どちらもいい物です。
全体的に見ても当時は「スノーピークはやや高め」「ユニフレームは手の出せる範囲」もしくは「ユニフレームはダッチオーブンのメーカー」といったイメージでした。

しかしいつからでしょうかね。スノーピークが「オシャレ感」を出してきたのは。
アパレルは良いとしてもアース系・オーガニック系へと進みだしました。確かに当時ゴールドウィンなどが原色系の服を出しておりニーズはあったかなと思います。
でも「え?スノーピークがオーガニック系のアパレルか」という気持ちになりました。

「しっかりした物」「作り込んだもの」「新タイプの物」「永久保証」

など値段は高い物の「こだわり」を感じいたメーカーイメージから変わった瞬間でした。
それでもカセットコンロのスタイリッシュなオシャレ感には発売当時目を奪われたりもしていました。

そして満を持して発売された焚火台SR!

欲しいと思いながら外遊び屋のまわりで「燕三条産ではないらしい」という話が飛び交いました。

この時は少し残念な気分でした。「スノーピークの金物=国産」というイメージでしたからね。
そして愛用していたアルミパーソナルクッカーのリニューアル!
スノーピーク「アルミパーソナルクッカー」100回以上使用レビュー!
意図が理解できず寂しい思いをした記憶があります。

結果いつのまにやらスノーピークに興味を失い新商品のチェックも疎かになり、そしてこの1年はギアを買っていない、欲しい物リストにも登録されていないという状態になりました。

業績・ブームの移動は分かりません。また自分のスタイルが変わった、選択肢が増えたからとも考えられます。
ただ確かにいつの間にか注目しなくなっていた事は事実です。

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2 それでも声高に叫びたい!スノーピークの魅力あるギア!

確かに最近は見てません。
しかし「高すぎる」「殿様商売になっていた」「先人たちの実績にあぐらをかいた」などなど思い当たることはありながらも「そこまで言わなくてもいいじゃないか」と思う事もあります。
なので!

これはホントにいいものだよ!

というスノーピークギアをエピソードと共に紹介していきます。

ケトルNO1

スノーピーク(snow peak) ケトル NO.1 CS-068R

鍋?いやいやケトルです。
カヤックを仕事でなくプライベートで楽しむようになった時!島でカップ麺が食べたいと初めて買ったケトルです。
中にはイワタニのジュニアバーナーを収納して、デイツーリングを楽しみました。

「ケトル」というにはかなり大雑把な形ですが、2合のお米を炊くことができます。
またパスタを湯がいたときの湯切りにもケトルは便利です。
そしてこのサイズでクッカーに弦が付いている優れものです。
今でも使っている名機!ソロキャンプにピッタリです。

3,300円!決して高すぎないでしょ?

火ばさみ

スノーピーク(snow peak) 火ばさみ 本体/ステンレスグリップ/ビーチ材 N-020

「火ばさみなんて100均で充分じゃん」と言われた時代に買った2,000円の火ばさみ!
確かに高いと思いながらそれから6年以上かな。いまだ現役で使っています。
スノーピークの火ばさみ
軸がズレず使いやすいんで家でも愛用中!
火ばさみも色々使ってヒロシさん愛用のテオゴニアの物も使っています。

しかしスノーピークのこの旧来の形。
ばね式で勝手に開くので握力に疲れがる時に便利なんですよ。
握れば掴める。緩めれば開く。二つ使うと確かにわかる便利さです。
格安の物はこのばねが弱くなり徐々に使いづらくなりますが、スノーピークの火ばさみは未だに健在です。
長く持つ!そして機能もしっかり!多寡が火ばさみですがそのこだわりを感じるギアです。

タネホオズキ

スノーピーク(snow peak) たねほおずき

可愛いソロ用LEDランタン。ゴールゼロや格安のLEDランタンが出る前一世風靡しました。
形が可愛いだけでなく単4電池で40時間点灯するタフさはキャンパーに便利です。
またカラビナよりどこでも付けやすい上部はマグネットにもなっており枝やアルミなどには巻き付けて設置できる優秀さです。
外遊び屋はこれを色違いで3つ持っています。
当時4,000円で購入しやすかったことも要因です。
扱いやすいサイズ、無段階調光、長時間点灯。今となっては当たり前ととられますが、当時は凄かった!
今でも扱いやすいので愛用しています。
電池を充電式の物を使うので、電池を買う煩わしさもなくなりました。
ゴールゼロやベアボーンズなど一通り後継機が流行し終えた今。また注目されてもいいなぁと思うランタンです。

アルミパーソナルクッカー

スノーピーク(snow peak) アルミパーソナルクッカーセット SCS-020R

リニューアルされ寂しい思いをしていますが、やっぱりかっこいいアルミパーソナルクッカー!
お米を炊く

良い色になっているでしょ?
既に使ている回数も150回は超えるんじゃないかと思います。
1合炊くのと2合炊くのにピッタリなサイズ!
しっかり作り込まれて一度蓋をすると空気が抜けにくくお米を炊くときの内圧を上げやすい。
「クッカーとはこうあるべきだ!」という姿を教えてくれました。

旧タイプの時には価格が暴騰しましたが、リニューアルされて落ち着きました。
ちなみにリニューアルされて少し大きくなったようです。サイズ的には旧バージョンが好きかな。
なので一応予備として在庫があるうちにもう1セット買っています(笑)
スノーピークのリピ買いしたソロキャンアイテムと便利アイテム!
何となく買ってれば再販されるんじゃないかなって。

4 最後に

アウトドアのメディアを名乗るブログなのでスノーピークの事も深堀はやめておこうと思いました。

しかし一人のキャンパーとして、今までスノーピークさんに感じていた事を書きました。

こうやってみると結構ギア買っているな(;^_^A

オゼンライトなんかも持っていますからね。並べると「ちょっと前のギアばかり」という気もします。

しかし!

スノーピークさんだってここから再出発なわけです。

外遊び屋のスタイルに合わないかもしれません。でも今でも愛着し愛用しているメーカーさん。
安易に「終わった」などと言いたくありません。頑張って欲しいし応援していきたいと思います。

商品レビューなどに手心を加える事はありませんが、ちょっと新商品情報などのキャッチとアップには注力しようかなと思います。

 



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