外遊び屋です。
キャンプの必須ギアの1つがランタンです。
暗い闇を照らすランタンはキャンプの夜のストレスを解消してくれます。
しかしランタンはキャンプギアの沼の1つ！ネットで検索しても魅力的な物が沢山出てきます。
また一言に「ランタン」と言ってもオイル系や電気系などの差だけではなく、大きさや明るさなど様々な種類があります。
今回はその中でも特にソロキャンプ用のLEDランタンにスポットを当てたいと思います。
ソロキャンプも市民権を得たとはいえ玄人感が強く「ソロ用のLEDランタンのおススメ何？」と聞きにくいですよね。
しかもバッテリー機能や明るさの違い、また大きさなど迷う要素はたくさんあります。
今回はマイナビエキスパートで10年以上にわたるソロキャンプ経験とカヤックガイドの中で培った外遊び屋流のLEDランタンの選び方とおススメランタン8個とその理由を詳しく紹介します。
1 LEDランタンを使うメリット！
ソロキャンパーは色々こだわりが強く、ネイチャー系の方々にはあまり受けが良くない事もあります。
確かに10年くらい前のLEDランタンは重くて灯りが白い物が多く「キャンプの雰囲気を壊す」と思われていた事もあります。
しかし2023年となり人気のLEDランタンもたくさん出て雰囲気も良い物が増えました。
（リフレクターをつけると好みの格好になったLEDランタン）
更に多機能！このLEDランタンを使うメリットを紹介していきます。
火を使わないので安心で手軽に明るくなる！
LEDランタンは手軽なところが便利ポイント！
オイルランタンなどの様に火を使わないので、一酸化炭素中毒や火事の恐れがありません。
ふと手元の探し物をする時、寝ている時の枕もとの水分を探す時など手を伸ばしてスイッチを押せば明るくなる。この手軽さも便利です。
またランタン機能だけでなくライトとして指向性を出すものもあるので色々な場面で灯りを提供してくれます。
荷物のコンパクト化や軽量化にも有利！
燃料系のランタンの他に補充用の燃料を持ち運ぶ必要があります。
また本体にも燃料タンクが付いているので全体的に大きく重くなりがちです。
（小型で雰囲気は最高！でも構造上小さくならない事の多いオイルランタン）
LEDランタンは小さい物も多くソロキャンプのバックパックに収めたい時や家での収納にも楽です。
なのでメインランタンとしてだけでなくサブランタンとしても携行に便利です。
多機能も楽しめるLEDランタン！
LEDランタンは調光ができたりライトとランタンを使い分けられたりモバイルバッテリーとして使えたりとにかく多機能の物が多いです。
カラビナになっている物もあるので自分が欲しい！便利！という物も見つけやすいです。
（本体にドライバーが付いているLEDランタン）
LEDライトは虫が寄りにくい！
一般的にLEDの灯りは虫が寄りにくいと言われています。キャンプ好きだけど虫が苦手！って方におススメしたいポイントです。ただ「寄らない」わけでなく他の物よりも「少ない」なので来ない訳ではないです。
それでも少しでも虫を減らしたい方にピッタリです。
これらのことだけでなく充電や電池を変えるだけで使えてメンテナンスフリーで初心者でも手軽扱えます。
また持ち運びが便利な物が多いので、防災用としても家に1つあっても便利です。
雰囲気だけでなく実用性機能美を持ち合わせているLEDランタンです。
2 LEDランタンを選ぶ時に知っておきたい3つのポイント！
LEDランタンを選ぶ際に知っておきたい3つのポイントを紹介します。
場面に合った明るさ（ルーメン）を知っておこう！
ランタンを選ぶ際に「○○ルーメン」という単位をよく目にします。
しかし数値ってどんなくらいなのかが分かりにくいですよね。
キャンプにもその目安となるものがあります。
詳しくはマイナビアウトドアの方に書かせていただいた「コールマンのランタンおすすめ15選！王道ルミエールや人気マルチパネルなど」を見ていただきたいのですが、100ルーメンくらいだと夜道を歩くのに照らす程度、テーブルなどピンポイントを明るくする場合には150～300ルーメン。1000ルーメンだとサイト全体を照らすことができます。
オーバースペックやスペック不足にならないように目安として覚えておくと選びやすくなります。
LEDランタンは調光できる物が多いので明るめなものを選んでおくと失敗することが少ないです。
バッテリーや電池式など給電方法を知っておこう！
LEDは当然ながら電気なので給電しなければいけません。それには電池式・充電式があります。
電池はどこでも手に入りやすいメリットがありますが、廃棄など面倒なこともあります。充電式は手軽ですが電池切れを起こした時に再充電が難しい事もあります。
でも充電式の方が軽いなどそれぞれ特徴があります。荷物を少なくしたい場合には充電式がおススメです。
どちらもメリットデメリットがあるので、給電方法は確認してください。
充電式だとソーラー充電ができたり、手回しで充電できたりするものもあり機能美を感じることもあります。
点灯時間と光の色を知っておこう！
キャンプは1泊だけとは限りません。2泊、時には3泊という事もあります。
そんな時に電池切れを起こさないためにもどの明るさで何時間連続点灯できるのかは確認しておいてください。
10時間以上点くと安心して使えます。
またLEDランタンには暖色と白色があります。
暖色はオレンジを帯びた灯りで雰囲気良くリラックスできます。
白色は明るくてはっきり見えるので手元作業がし易いです。
切り替えられるものが多いですが、光の色も確認しておいてください。
以上3点は購入前には必ずチェックしておいてください。
3 使っているので間違いなし！おススメランタン8選！
実際使っているので想像ではなくその機能からおススメできるLEDランタン8個を紹介します！
サイト全体を照らす！1000ルーメン以上のLEDランタン！
LIVELIFE LEDランタン Aurora
コンパクトながら1200ルーメンでとサイト全体を照らすことのできるLEDランタン！
このこの光量ですが手のひらに収まるサイズです。
4段階調光でその時必要な明るさを提供してくれます。また暖色にもなるのでサイトの雰囲気を壊しません。
秋から冬にかけて暗い中で調理などするときに便利なLEDランタンです。
とにかく最初の1台オールラウンドで使いたい！という方におススメです。
後ろにはマグネットとS字フックが付いているのでどこでも設置しやすいです。
防災用としても便利な一台です。
●明るさ：1200ルーメン
●給電方法：充電式
●点灯時間：8~60時間
「ソロにも防災にも！部屋の中を照らせる1200ルーメンLEDランタン！」
![[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/2b7167d8.0042743f.2b7167d9.71260e47/?me_id=1380331&item_id=10000244&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Faiperjapanpt%2Fcabinet%2Flivelife%2Flivelife1200%2Fled-1200.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=picttext "[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]")
サブの灯りとして十分！300~600ルーメンのランタン！
YL01 LEDランタン
手元灯りとしてもサイトを明るくするにも使えるYL01 LEDランタン！
吊り下げだけでなく磁石も付いているので車中泊にも便利なのですが立てて使えるところも魅力です。
リフレクターをつけるとレトロ感も出るので見た目もお気に入りの1台です。
着けているのはUCOのフラットリフレクターです。
もちろん暖色白色が切り替えられて調光もできます。
ランタンスタンドを使わずテーブルに直接ランタンを置きたいって方におススメです。
「レトロ感があざとくないオシャレLEDランタン！見た目と機能美の両立！」
●明るさ：最大500ルーメン
●給電方法：充電式
●点灯時間：150時間
![[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/3176b386.fd4f0e86.3176b387.3f238a4e/?me_id=1410824&item_id=10000034&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Flogi%2Fcabinet%2Fp%2F20%2Fyl01_p20.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=picttext "[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]")
Beszing ledランタン
2019年に購入して今も一線級として使っているLEDランタンです。
カラビナ式で磁石も付いているので設置しやすいランタンです。
しかも点灯時間255時間と長時間使える上に小さいので持ち運びも便利です。
テント内の灯りとしても便利です。4年間使い続けられる機能性！
もちろん暖色と白色が切り替えられます。
無段階調光でき、調光とメインスイッチが別なので前回決めた明るさで再度点灯できるところも便利です。
雰囲気を大事にして灯りの調整を小まめにしたいかたにおススメです。
「250時間点灯！使いやすいBeszingの小型LEDランタンを詳しくレビュー！」
●明るさ：400ルーメン程度？
●給電方法：充電式
●点灯時間：255時間
LED COB ライト
脚付きでライトやランタンとして使える LED COB ライト！
カラビナでどこでも付けられるだけでなく六角レンチとしても使え、栓抜きもついています。
さらに万が一の時に車の窓を割れる緊急ハンマー付き！
これだけでも多機能ですがまだまだあります。
ドライバーとして使えます。どこまで多機能なんだというLEDランタン！
今はバージョンが変わりドライバー2本となっていますが代わりにマグネットがついています。
ザックに常備して置けば便利ですね。
とにかく多機能で機能美を求める方におススメです。
「多機能すぎるLEDランタン！ソロの野営キャンプに携行したくなる！」
●明るさ：500ルーメン
●給電方法：充電式
●点灯時間：3時間？（使った感じ）
2個セットです。
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機能美溢れる300ルーメン以下のランタン！
スノーピーク タネホオズキ
3個買ってしまったスノーピークのタネホオズキです。
2019年より使っているこちらも未だに一線級で使うLEDランタンです。
当時今ほどLEDランタンの選択肢が広くなくソロキャンプの定番のLEDランタンでした。
上部にはマグネット式になっているホルダーがあり、これを外してポールや枝などに巻き付けることができます。
もちろんマグネットだけで吊るすことも大丈夫！
電池式ですが40時間と点灯時間も長くまた調光可能で可愛いフォルムは今でも健在です。
もちろん暖色系です。
この
他のLEDランタンと比べると小さいので持ち運び重視の方におススメ。
「スノーピークを3度リピート買い！たねほおずきの魅力！」
●明るさ：60ルーメン
●給電方法：電池式
●点灯時間：40時間
ソーラーランタン LED 2way充電式
ちょっとバカにしていましたが、このタイプのLEDランタンは機能美溢れます。
値段も安くこの雰囲気で白色のみなのでとどうしても「初心者感」があります。
しかし使うとそう思い込んでいた自分が初心者だったことを思い知らされます。
この形状で使うと今まで出てきたLEDランタンと変わらない形状になります。
むしろ四角い分だけ無骨感がでます。
テントに着けても全体を照らすのに十分な灯りです。
このまま懐中電灯として使えるので便利ですが開くと更に柔らかい灯りになります。
さらにソーラー充電できるので、車やザックに入れておいて日中日向に置いておけば充電して使えます。
キャンプだけでなく夜釣りや防災にもピッタリですね。
安価に済ませたいけどちょっと機能美を感じたい方におススメです。
「玄人気取りの初心者キャンパー！LEDランタンで思い知らされる！」
●明るさ：140ルーメン
●給電方法：充電式
●点灯時間：10時間
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50/50 workshop MICROLIGH
超コンパクトでLEDランタンの沼に外遊び屋がハマる決定打となったのがこのランタンです。
超小型ですがライトとランタン機能を持ちキャップに着けてヘッドライトの代わりにもなります。
カラビナに着ければどこでもぶら下げられますし、ザックやカバンにも着けられ常時持ち運べる安心感があります。
また20ｇと軽量なので小枝などにも安心してぶら下げることができます。
点灯時間が短いのでこれ一つで大丈夫！というランタンではありませんがサブとして扱いやすいです。
暖色と白色も湧けて使えます。
とにかくコンパクトを求める方におススメです。無くさないでくださいね。
「ちょっとアンチだったけど！workshop MICROLIGHTでLEDランタンにハマる！」
●明るさ：最大350ルーメン（約10分点灯）
●給電方法：充電式
●点灯時間：4時間？（使った感じ）
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4 最後に
LEDランタンにはあまり魅力があると思っていたなかった本人が、今かなりLEDランタンにハマっています。
機能はLED、ロマンは燃料系とずっと思っていたのですがその認識自体が古かったと感じています。
色々手に取るとそれぞれの機能美、そして見た目の良さもあります。
また手軽に明るいというのはキャンプで便利なので是非1つこだわりあるLEDランタンを探してみてください。
