外遊び屋です。
キャンプギアは沼と呼ばれる世界。その世界が楽しくて仕方ありません。
作り手の心を感じますからね。
しかし昨今いわゆるキャンプメーカーさんが作ったもの以外もキャンプギアとして転用している方を見掛けます。
なるほどな~ってかっこいいですね。
外遊び屋も
はがま
羽釜をクッカーとして使うこともあり、なかなか面白いなと思っています。

0.8合の羽釜が売られているとも最初は知りませんでしたからね(^^
そんな発見が楽しみの1つでもあるキャンプ。
色々見ていると魅力的に感じられる作り手が考えた使い手への配慮が見れるギア。
こういった物もあるんだなという発見もあります。
いやね。
キャンプのナイフですが、皆さんも色々な物を使っていると思います。
外遊び屋は

メインにユニフレームのブッシュクラフトナイフを、サブに

オピネルのカーボンスチールのナイフを使っています。
どちらもいいナイフでキャンプの細工作りや料理の時に役に立ってくれています。
そんな中でちょっと見ていただきたいこちらのナイフ!

セーラーナイフです。船乗りさんが使うナイフだそうです。
上のふたつと比べて先が丸いですね。これ!このポイントがアツいんです!
帆船の時代から使っている物らしいのですが、船は揺れることも多く、その時に誤って刺して怪我をしない用にするために丸く作ってある!そうです。
いやこの心意気すごいじゃないですか。使い手のことを考えられて構造です。
「なんとなくナイフっぽくないな~」「鉛筆削り用みたい」なんて思ってしまいそうですが、こうやってこの道具が生まれた背景を見ると魅力的に見えてきませんか?
現在のシーカヤッカーとしてちょっと欲しくなるナイフです。

しかしこの形状・・・なんだか記憶にあります。
そう!
電工ナイフ
電工ナイフです。
外遊び屋は
電工ナイフ
黒錆加工を施して使っています。なるほど。これに魅力を感じた時の高揚感ってこれか。
職人さんが使いやすいように進化を遂げたアイテム!それ自体が魅力に感じます。この電工ナイフも研ぎっていない理由があるんでしょうね。
ちなみにこの電工ナイフは

1,000円もしないんですよ。これグリップとか自分で加工したくなりません??
不器用だからやめとこうかな(^^;

外遊び屋が使っているのはこちらです。
ちょっと使って育てて行こうかな~(^^
実は今回記事にしたのはもう一つ紹介したかったんです。
キャンプでよく切れるノコギリは薪の細工をする上で貴重な存在です。
外遊び屋が使うのは
薪を作るサムライ
神沢精工のサムライ騎士というノコギリ!
これがめちゃくちゃよく切れて
神沢精工サムライの威力
30cm近い丸太も切ることが出来るんです。
ヒロシさんも使っていてその切れ味に憧れて購入しました。
その後ヒロシさんはこのメーカーさんとコラボして独自色を出されました。
この赤と黒のグリップはホームセンターのコメリ限定でネットではなかなか手に入りません。

Yahoo!ショッピングのみ買えるというノコギリです。
普通に売られている物は

こちらのグリーンと赤のクリスマスカラーと呼ばれるタイプです。
ちょっとこれは色がキャンプに馴染まないな~って思ってしまうでしょ?
実はそれが狙いなんです。
このサムライは林業の方が使うように開発されたノコギリです。
山の現場で自然に馴染む色だと、どこに置いたか見失ってしまう事があります。
かつて山仕事をしていた先輩は必ず道具に赤い紐をつけていました。無くしたときに見つけやすい工夫だそうです。
まさにそれがこのグリーンと赤の組み合わせという事ですね。
職人さんたちが無くしてしまわないように敢えて目立つようにしている。そんなノコギリなんです。
作り手が使い手のことを考えて施された工夫。なんとも魅力で良いお話です。
こうなるとクリスマスカラーも悪くないな~ってほしくなっています。
それ派手だな~って言われた時にこのうんちくを話したい(^^
いやギアって形や機能性だけでなくそれが生まれて過程っていうのも魅力的ですね。
昨今はTwitterでも開発中の話を上げてくれるメーカーさんが多いです。
それを見るたびにワクワクしますね。なんかすごい!
キャンプを通してこういう事も知ることが出来ました。いやキャンプって楽しいですね。

 

 



スポンサーリンク