外遊び屋です。
キャンプの使いたいクッカーの上位に食い込むと言えばダッチオーブンでしょう。
一時は高価な物のイメージがありましたが、ニトスキで爆発的なスキレットブームを起こしたニトリさんより、
格安なダッチオーブンが2年ほど前に発売されました。
爆発的ブームにはならなかったものの、現在でも販売されている人気アイテムです。
お値段が1,490円(19センチ)と手に入れやすい価格です。
このニトリのダッチオーブン!外遊び屋も購入から2年経ち、少なくとも2週に一度は使っています。
今回はこのニトリダッチオーブン19センチ(1,490円)たっぷりと2年使った使用感をレビューしたいと思います!
キャンプ場だけでなく、家でも使えるアイテムです!

1.基本スペック

まずはニトリダッチオーブン19センチの基本スペックなどをご紹介です。
大きさ:幅24.5×奥行20.5×高さ10.7cm
重さ:約3キロ
素材:鉄
となっています。いわゆるスタンダードな鋳鉄のダッチオーブンですね。
奥行20.5cmとなっていますが
ダッチオーブンの内寸
内寸が19センチです。
また・・・
ニトリダッチオーブンの厚み
厚みは4ミリほどです。取り立てて「薄い」というものではないんですね。
重量も3kgと他のメーカーさんと比べても遜色ないので
必ずしも「ニトリダッチオーブンは鋳鉄が薄い!」ということはないです。
大きさ的には・・・
ロッジスキレットと比較
ロッジのスキレット61/2と比べると二回りほど大きい程度です。
それほど大きくはないですね。
ニトリダッチオーブンの深さ
また鍋の深さは7.5センチ程度です。
まぁ鳥のローストするには小さい鶏肉なら入りる大きさですね。
さらに質感ですが・・・
ロッジと質感比較
手前がロッジのスキレットで奥がニトリのダッチオーブンです。
気になるほど質感が違う・・・なんてことはないですね。
ちなみにロッジのこのスキレットはお値段が1,180円ですので
値段的に大差がありませんね。
購入当時はちょっとニトリの方が目が粗いかなって思っていましたが、
こなれてきたのか気にならなくなりました。

またこちらのダッチオーブンはガス及びIHでも使用が可能です。
IHが使えるのが外遊び屋的に嬉しいところです。
家庭用として使用頻度が上がります。また焚火、炭火とも使用しましたが
全く問題なく使えます。

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2.シーズニング方法

詳しいシーズニング方法はいろいろなサイトがありますので
そちらを参照していただきたいです。
こちらでは外遊び屋がいつもする簡易バージョンです。
基本的にシーズニングは購入時についていた防錆材を落とすというイメージです。
防錆材は油に近いイメージなので、溶かして焼き切るというのが基本スタンスです。
ではやり方を簡単に!
①中性洗剤をつけて隅々まできれいに洗う。
②水を入れて湯を沸かして5分ほど沸騰させる。
③沸騰したら火を止めて、冷ましたら中の湯を捨てる。
④②③の工程を2度行う。
⑤強火にかけて水気を完全に飛ばし、しばらく放置。
⑥カンカンに焼けて煙から油臭いにおいが出なくなったら火を止めて冷ます。
⑦冷めたら全体に防錆材の代わりに食用油をうっすら塗って出来上がり!
とこのくらいです。
再シーズニングには②③の工程を2度ほど繰り返せばよい程度です。
もちろんきっちりしたい方、金臭い可能性を無くしたい方にはクズ野菜を炒める等
しっかりシーズニングすることをおススメしますが、外遊び屋はこの方法で問題ないです。

3.耐久性

安価な物なので耐久性が心配になるかもしれませんが・・・
2年間使っても問題なしです!
ダッチオーブン現在の姿
かなり使用感は出ていますが、錆びて使い物にならない!
って状態ではありません。ちゃんと説明書通りメンテナンスすれば
いつまでもしっかり使えるものだという事が分かりました。

4.購入時の注意事項!

外遊び屋が購入したときには蓋と鍋のかみ合わせが悪い物がありました。
外遊び屋が購入しようとしたものがチェックするとかなりガタガタいったんですね(^^
なので、購入する際には店員さんに許可をもらって中の確認をすることをおススメします。
とはいえこれも2年ほど前の話です。現在触ってみるとガタガタいう製品はありませんね。
そりゃニトリさんだって、進歩していますから前ほどの心配はなくなりました。
とはいえ、チェックするに越したことはないと思います。

5.おススメレシピ カレー!

ダッチオーブンなのでどの料理でも問題なくできます。
ただ大きさもあまり大きくないので、ロースト系の調理には具材の大きさにご注意ください。
外遊び屋がもっともよく作るのはカレーです。
なぜ、カレーかと言うと、蓋にも十分に重さがあるので圧力鍋のように時短の調理が可能です。
また早めに火が通るので具材の中まで味が染み込むのが早いですね。
今回はキャンプにもおススメ時短カレーをちょこっとご紹介です。
ちなみにキャンプらしく炭火でやりたかったのですが、ちょっと熱中症上がりの為暑い環境は避けて室内です(^^
キャンプという事で、ビジュアル勝負込みで肉を前面に出していきます。
ちなみにこの鍋の時には具材とは別に水を700から800ml入れていますので、約5、6皿分くらいの量です。
・スペアリブ人数分
・玉ねぎ大玉1から2個
・人参1本ジャガイモ2つ
・ニンニクお好み
・牛脂1片
ぐらいでいいんじゃないでしょうか。野菜に関しては好みです。あくまで目安。
牛脂を使うと味が深くなる気がします。また、ルーは2種類混ぜると言いますが、
外遊び屋は同じメーカーの辛口と中辛を使用します。辛口多めですが。
意外と相性が良くてこれまたコクが出る気がしますね(^^
作り方は普通です。
カレー作り①
まず熱したダッチオーブンに牛脂を入れて溶かしたら
ダッチオーブンでニンニク炒め
軽く色が変わる程度にニンニクを炒めます。
ここに・・・
ダッチオーブンにスペアリブ
スペアリブを入れて軽く焼きます。
肉のうまみを閉じ込める!というよりも、油を出させるのと、
ちょっと焼き色が着いた方が食べるときに香ばしいです(^^
焼き色が付いたら一度スペアリブを上げて
ダッチオーブンでクレソル
小さく刻んだ野菜を入れてクレソルをかけて炒めます。
刻んだ野菜
なるべく小さく切るのは時短の為です。
キャンプ場勤務時に子供体験で野外炊爨をよくやりましたが、
一番多いのは具材に火が通っていない事です。ニンジンがゴリゴリってやつです。
キャンプの時はどうしても煮込む時間が確保できなかったりするので火が通りやすいサイズにしておくと
失敗が少ないですね。ちなみに外遊び屋は軽く炒めた後に、蓋を閉めてしばらくロースト風にします。
火加減によりますが5分ちょっとくらいですかね。それだけで具材に火が通ってくれます(^^
5分ほどたったら
ダッチオーブンに再度スペアリブ
お肉をもどして蓋をしたさらに5分待ちます。
肉と野菜が馴染んだところで
ダッチオーブンカレー完成前
水を700ml程度入れて蓋をして煮込むこと20分くらい。
具材に火が通っていたら、ルーを入れて・・・
カレー完成!
完成です(^^
時短といいながら今回は時間をかけました。
野菜と肉を蓋をしてロースト風にせずにそのまま水を入れて煮込んでも問題ないです。
そうすれば30分程で完成します。
まぁ・・・カレーはこだわりがある方もおおいので、あくまで参考までに。
ただ・・・
肉カレー
スペアリブの肉感は結構主張がありますよ。
画像は卵に全部持って行かれていますけど(^^

6.鍋だけじゃない使い方

ダッチオーブンは鍋だけじゃありません!
蓋も優秀なクッカーです。
ダッチオーブンの蓋がフライパン
蓋も現在流行りのアウトドア鉄板のように使う事が可能です。
ダッチオーブンの蓋でクレープ生地
ホットケーキなども焼けますよ(^^
ただ気を付けて頂きたいのは
ダッチオーブン現在の姿
蓋にはハンドルが付いているので、そのままは置けません。
五徳を使うなど工夫して使ってください。
真ん中が凹んでいるので、お肉を焼いた後の肉汁でガーリックライスなんかもできますね(^^

7.最後に

さてニトリのダッチオーブンを2年使った使用感をレビューしてきました。
まずは
①耐久性問題なし!
②使い勝手問題なし!
③調理美味しくできる!
とホント問題ないダッチオーブンです。
1つ要望を言うと・・・全体的にのっぺりなので蓋にロゴがあっても良いような・・・と思います。
炭や焚火でもハードに使う事が出来るので、嬉しい限りです!
ダッチオーブン購入検討中の方の選択肢の一つに(^^
ダッチオーブンの詳しいレシピは

ロッジさんのレシピ集が分かりやすいかな。
またダッチオーブンは調理時に非常に熱くなり冷めにくいので

耐熱グローブを使用することを安全面から強くおススメします。
ちなみにこれ800円なんですね。ずば抜けて安い!!

 



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