キャンプ=カレーという時代は過ぎた気もしますが、
やっぱり野外活動では定番ですよね。
外遊び屋もキャンプ場勤務時代に
事あるごとにカレーでした。
なので・・・今となってはキャンプ場では
殆どカレーを作らなくなりました(^^;
しかし・・・
話を聞いていても結構多いカレーの失敗。
せっかく何で外遊び屋の失敗経験も踏まえて
の紹介と、シチュエーション別での作り方のご紹介です。
一言に「美味しい」と言ってもニーズによって作り方も違うので
そのあたりも踏まえてのご紹介。
1.すべてに共通するコツ
ここを抑えておけばまず失敗しないっていう点があります。
①時間費やすところは時間を費やす
いや、キャンプなので早く食べたい!っていう気持ちは痛いほど分かります。
お子さんなどがおられる場合は特に!
ついつい・・・早くって事を意識しすぎると・・・
「具材の生」
っていう事が多々あります。
一番多い失敗ではないでしょうか。
いいにおいのカレーにありついたら人参が生・・・ゴリゴリ。
何度経験したか・・・
なので・・・炒めるにしても、煮るにしても確実に具材に
火が通ったのを確認してからにしましょう。
最初から小さく切っておくと火が通りやすいですが、
お子様と一緒に調理するとついつい具材も大きくなります。
こういう時には・・・ルーを入れる前にしっかり煮込みましょう。
ルーを入れると焦げ付きますが、その前なら焦げ付きにくいので
時間がかけやすいです。
②水加減は大事
これも散々経験しました。
それぞれの所で鍋の大きさもマチマチですよね。
ついついしてしまうのが・・・
鍋一杯に水を満たす。
これで・・・
シャバシャバカレーを経験できます。
ルーが薄いカレーは最悪です。
これを回避するのは水加減をきっちり見ましょう。
でもキャンプでは水加減を計るのも難しい。
そんな時には具材がヒタヒタになるくらいの水の量です。
不思議とこれで作れば水加減を大きく見誤ることはありません。
まぁ・・・最初から購入量が少なければどうしようもないですが、
1箱あれば大丈夫でしょう。ご家族の場合(^^
③必ず休ませる。
ここで一味上がるのが、カレーを少しでも冷ます事。
20分でも30分でも構いません。
完全に冷まさなくても少し休ませると、
味が染み込んでいくし、余熱で野菜などにも最後の
熱が通っていきます。
これで・・・一味上がります。
ただ待つのではなくこの時間にお米など炊くと良いでしょう(^^
2.カレーを作る段取り
カレーを作るときにやってしまうミスが、
お米を炊き忘れる
意外とあるんですよ~。
野外活動でも班別で作っていると
お米炊くの忘れた~って所。
気を付けてください。
お米の炊き方に関しては
「美味しい野外炊飯のやり方」をご覧ください。
このお米も洗った後少し水を吸わす必要があります。
なので・・・
カレーを作る前にお米を研いで水に浸けておいてください。
この後は・・・
カレーを作り・・・
その寝かせている時間でお米を炊く。
そしてこの炊けたお米を蒸らしている時間に
もう一度カレーを温めるとちょうど良い感じで出来ます。
なるべく・・・同時に出来るに越したことはないですから(^^
3.基本的な作り方
基本的な作り方はルーの箱に書いてありますね。
外遊び屋的には
1.肉野菜を適当に切る(玉ねぎジャガイモ人参程度)
2.鍋を温めて油を引いて肉を炒める。
3.粗方火が通ったら肉を上げて野菜を炒める。
4.玉ねぎがしんなりしたら肉を戻して水を具材がヒタヒタまで入れる。
5.蓋をして中火で沸かす。
6.ジャガイモ人参に串を差して手ごたえが無ければ、ルーを入れて混ぜる。
7.20分程寝かせる
8.もう一度温めて出来上がり!
というステップです。
これを基本にご紹介。
4.時短カレー
キャンプに限らず面倒なことはあります。
なので手をかけたくない時・・・
具材を切ったら・・・鍋に入れて炒めずに煮込み始めます。
2と3の行程を省くんですね(^^
後は一緒です。
最近はルーが美味しいので助かりますね。
これでも十分に美味しくいただけます。
この時は・・・ちょっとルーの素を多めに入れた方が
美味しく感じますね。寝かす時間は惜しまない方が
良いですよ。
5.見た目重視カレー
野趣溢れる形でしたければ・・・
肉のビジュアルを重視!
そんなときに便利なのが!
スペアリブです!
調理の仕方は全く同じですが、
最初に焼くときに焦げ目をつけておくと香ばしくなります。
また・・・
ルーを入れる時間の前の煮込む時間をかけると
肉がほぐれやすくなります。
なので・・・ちょっと手間がかかります。
でも・・・
お肉の存在感はかなりありますよ。
カレーで肉にかぶりつく感覚も新鮮です。
野趣溢れるキャンプの時には体験しても
良い感覚ですよ(^^
6.揚げカレー
最近外遊び屋のブームが肉を揚げるカレーです。
これが意外と美味しい!
やり方は
①の行程で油を多めにして・・・
揚げ気味で肉に火を通していきます。
焼くよりも火が通りますね。
それが食感がほろほろした感じを引き立てます。
またこの油は最初に・・・
ニンニクを揚げておくと更に風味が付きます。
ニンニクはキツネ色になったらあげて取っておきます。
お肉も程よく火が通ったところで上げて・・・
この油で
玉ねぎとジャガイモを炒めます。
ちなみに人参は高いので今回はパスしました(^^
後の行程は同じです。
ちなみに・・・
お米も羽釜で炊くと更に美味しいですよ(^^
これを・・・
メスキットで完成!
更に上げニンニクを乗せてバリ馬カレーの出来上がり!
虹も出てカレー日和です(^^
7.最後に
外遊び屋の失敗も含めてカレー作り書いてみました。
ポイントさえ押さえれば失敗することはないですよ。
それに・・・カレーが野外で出来るようになれば
大体の事に応用が利きますから、最初に習得しておくのもいいです。
是非!焚火で作っていただきたい!
楽しい経験になりますよ(^^