外遊び屋です。
実は「天気予報の落とし穴」を知らないと、夜中に滝のような汗が止まらず、熱中症の一歩手前になる危険があります。
1 知っておきたい!夏の車中泊が不快になる2つの理由!
夏が暑いのは当たり前!
そう思うかもしれませんが、予想以上に暑くなります。
今回体験談からその暑さの理由を2つ紹介します。
① マットが熱を帯びる(インフレータブルマットの蓄熱)
普通車など凸凹が多い場所ではキャンプマットは5cm以上厚みのあるインフレータブルマットがおススメです。
冬場の底冷えを防ぐだけでなく、凸凹を感じさせなくなるいいアイテムです。
しかし!ここで盲点!
夏の暑い時期は蓄熱してしまう!
観光などで車を離れると車内の温度が急激に上がります。
長ければ長いほどこの厚い温度をインフレータブルの層の中に保温してしまいます(;^_^A
また移動中で車内がエアコンで聞いていても日が当たれば熱くなりこれを保温してしまいます。
結果夜これらの物が熱を放って車内が冷えない、もしくは寝ているとジンワリ暑くなる。
そういった現象を引き起こしました。
車内の湿度が爆上がりして汗が蒸発しない
ただでさえ高い夏場の湿度!
湿度が高いと汗も蒸発しにくくなり体感温度を下げられなくなります。
これが車内になると空気の入れ替わりが無い分さらに湿度が上がります。
朝起きると車内が結露しているくらいまで。
経験談ですが濃度の濃い汗をかきホントに眠れない温度になります。
汗は滝のように流れる。しかし蒸発しないので体温は下がらない。
そんな現象が起こります。
実際暑くて眠れないというだけではありません。
熱中症の危険、また寝不足で注意力が散漫になると翌日の事故の危険などを引き起こします。
とにかく!
暑くても平気平気!一晩位だから!なんて思わずしっかりした対策が必要です。
時には「撤退」ということも必要です。
2 夏の車中泊の限界気温は?天気予報の「落とし穴」と補正の計算
便利な世の中でいつでも天気予報を見ることができます。
宿泊地の天気予報から最低気温を見ると「25℃」!
クーラーの設定温度はいつも26℃!楽勝じゃん!って思うのは危険です。
予報に自分なりの補正をかける!ここ重要です。そのための基礎知識を紹介!
最低気温25℃の「熱帯夜」はエアコンなし車中泊は絶対NG!
知っていましたが?熱帯夜は25℃からなんです。
一晩中25℃より気温が下がらない場合は熱中症の危険が高まり予報でこれを上回る様ならエアコンをかけての睡眠が推奨されています。
そう!「25℃予報なら余裕でしょ?」は余裕のアウトです。
しかも大概の場合日が昇る直前の朝4時から5時くらいが最低気温です。
つまりこの時間まではさらに暑い温度が予想されます。
耐えられますか??
気温の測り方は比較的涼しい方法!
気象庁のHPには以下のように記されています。
「 気温の観測は、風通しや日当たりの良い場所で、電気式温度計を用いて、芝生の上1.5mの位置で観測することを標準としています。(引用:気象庁HPより)」
地面からの熱が反射しにくい芝。そして1.5mの高さ。なにより風通しが良い場所での計測になります。
風通しが悪い場合はどうなるのでしょうか?
これも気象庁に紹介されています。
「真夏の強い日射と、高温化したアスファルトなどの路面や建物の壁面からの赤外放射によって、気温は 30℃程度でも体感温度は 40℃近くになることがあります。風通しが悪いと、体感温度はさらに上昇します。(引用:気象庁HPより)」
「・風通しの良さも体感温度に大きく影響し、風速が 1m/s から 0.5m/s になると体感温度が 1℃上昇(引用:気象庁HPより)」
この2つを総合すると風のない車内の温度は高く体感温度が高くなり、また高温化した駐車場などでは予報よりさらに温度が高くなると思った方がいいでしょう。
補正をかけるとすれば予報温度+5度以上を思っていいでしょう。
予想気温が23℃でも寝る環境温度は28℃以上。
クーラー無しで挑めるか?判断基準になりますよ。
3 夏の車中泊!できる対策と有効性!
ここで考えられる対策と経験による有効性を書いていきます。
① とにかく標高の高い場所(RVパーク・キャンプ場)へ逃げる
100m高さが上がると0.65℃下がると言います。
とはいえそんな事計算するのは大変ですし、そもそもきRVパークの標高がいくらなんて分かりづらいです。
問い合わせてもスタッフさんが困りますしね。
天気予報も細かく出るのでそれを見て検証するのが一番でしょう。
やはり最低気温が22℃くらいの方が睡眠はしっかりとれます。
これは有効性高いです。つまり10月前半位の気候の場所にいくということですからね。
② 大容量ポータブル電源×首振り扇風機で空気を回す
キャンプブームのお陰でバッテリー式の扇風機も増えました。
首振り機能付きの物もあるので、それ回し続けるという手もあります。
「【夏対策】無骨派だって使いたい!文明の利器「アウトドア扇風機」!」
しかし車内の温度が上がっている状態での空気の攪拌になるので劇的に涼しくなることはありません。
「少しマシ」
真夏の車中泊ではその程度かな。気温が低くなってくると抜群の効果を発揮してくれます。
③ 車用網戸(防虫ネット)で風の通り道を作る
車中泊などが盛んになり車の網戸的な物がたくさん出ています。
虫が入ってこないので窓もあけられますが、風が無いとそれほど外の空気を取り込めません。
ただ締め切るよりはかなりマシになります。
でもね。
家の窓開けっ放しの温度で寝られるか?と言われると無理だな~って思いますよね。
これらの組み合わせで耐えきれるとは思います。ただ基本的に「これで大丈夫!」という事ではありません。
④ 【超重要】敷くだけで激変!接触冷感敷きパッド(Nクール等)
夏の車中泊で盲点となる「インフレータブルマットの蓄熱問題」を解決する、もっとも手軽で効果的な方法が「接触冷感敷きパッド」の活用です。
ニトリのNクールなどに代表される、触るとひんやりするアレですね。
「家で使うやつでしょ?」と思うかもしれませんが、これが車中泊で驚くほどのポテンシャルを発揮します。
マットの熱を肌に伝えない「防波堤」になる日中に車内でたっぷり熱を溜め込んでしまったインフレータブルマットの上にそのまま寝ると、体温とマットの熱がガチンコで衝突し、ジワジワとした地獄のような暑さに襲われます。
しかし、マットの上に冷感敷きパッドを1枚敷くだけで、マットからの不快な熱気が肌に直接伝わるのをピタッと遮断してくれます。
⑤ 水冷式スポットクーラーは車中泊ではおすすめしない理由
水を入れて空気を冷やすコンパクトな物があります。
モバイルバッテリーなどでも動くので便利ですが、車内では湿度が高くなります。
風は冷たくても体感温度は暑くなる。
そして汗が蒸発しないのでしんどい事があります。
正直これはあまり推奨しませんね。
4 最低気温が25℃超えたら中止も考えて!
他にも車内の荷物が温度が上がらないようにするなど対策はたくさんあります。
しかし基本的には最低温度が25℃を超えた場合は中止も考えて動く方がいいでしょう。
旅行を取りやめることはありません。駅近くにはビジネスホテルなどもあります。
ネットではその日泊まれるホテルも検索できるので無理せず宿泊を検討してみてくださいね。
眠れないと旅自体も楽しめなくなりますからね。
以下はチェックリストです。車中泊をする際に活用してください😀
📌 夏の車中泊・出発前チェックリスト
- 最低気温の確認:宿泊地の最低気温予報が24℃以下になっているか?
- 車内温度の補正:予報気温に+5℃した温度(体感温度)に耐えられそうか?
- 路面環境の確認:車中泊スポットはアスファルトではなく、草地や標高の高い場所か?
- エスケーププラン:万が一寝られない場合、近くに駆け込めるビジネスホテルはあるか?
📊 夏の暑さ対策・有効性比較表
| 暑さ対策 | 有効性 | メリット | デメリット・落とし穴 |
|---|---|---|---|
| 標高の高い場所へ逃げる | ★★★★★(最強) | 自然の力で確実に気温が下がる(100mで約0.65℃低下) | 目的地までに山道を走る必要がある |
| 接触冷感敷きパッド | ★★★★☆(超重要) | インフレータブルマットの蓄熱(熱ごもり)を遮断できる | 単体では冷えが持続しないため風が必要 |
| 扇風機を回す | ★★★☆☆(必須) | 冷感パッドと組み合わせることでひんやり感が復活する | 車内がサウナ状態だと、生ぬるい風が回るだけ |
| 車用網戸(防虫ネット) | ★★★☆☆(快適) | 虫の侵入を防ぎつつ、窓を開けて換気ができる | 無風の夜は外の空気が入ってこない |
| 水冷式スポットクーラー | ★☆☆☆☆(非推奨) | モバイルバッテリーで動き、ピンポイントで涼しい | 車内の湿度が上がり、逆に不快になる |











