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寝袋はキャンプの成否を分ける一つのキーになります。

 

寝れないキャンプは辛い!

 

この一点はどのキャンパーにも同意していただけるのでは?と思います。
一方で荷物が大きくなる理由も寝袋!
「バックパックで収めたい!」
そんな十時に「小さくならんか!?」と最初に矛先が向くのも分かりやすく大きい寝袋です。
これを使い勝手にこだわると行きつくのが「コンパクトになり温かい」ダウン寝袋です。
しかしその障壁になるのが「価格」!
なかなかお高い物が多い!

しかし!

キャンプブームのお陰で格安の物も増えました。
今回格安ダウン寝袋を少し使い込んできたので、時間をかけたからこそ分かる使用感をレポートしたいと思います。
「ふかふか」と「ふわふわ」これは違う物です。でもメリットは色々あります。

1 ダウンを買う時にFPを侮るな!

「FP」

え?何って方はお気を付けください!まずこれを知っていないと理想とするダウンに行きつけない可能性があります。

FPってなんだ?

 

FP=フィルパワー=ダウンの回復力

そんなイメージです。ダウンは空気の層を作ることで保温します。ふわふわ層で体温を閉じ込め温かくします。
この柔らかいダウン!圧縮するとそのまま広がらなくなり空気の層を作れなくなります。
しかし上質なダウンになるとこの圧縮された状態からまた羽が広がり空気の層を作るようになります。
これがFPです。FPが高いほど圧縮状態からの広がりも良く空気の層が確実に作れるようになります。

FPの高い低いで何が違うの?

FPが高い=中の羽毛が少なくて済みます。
充填量が少ないので小さく軽量にでき、さらに保温力も高い寝袋になります。
反対にFPが低い、もしくは記載がない場合。ぎゅうぎゅうに羽毛が詰められているため小さくまとめることができません。
ただ充填量が多いだけなので保温効果はしっかり発揮してくれます。

コンパクトを目指して「ダウンなら小さくできる」という思い込みは危険です。
温かいけどパンパンに充填されている物は小さくはなりません。「FP」バカにならない値なのです。

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2 格安Fengzel Outdoorのダウン寝袋使い込んでみた!

テント内部

Fengzel Outdoorのダウン寝袋は超格安です。

充填量から適温を探すことができます。
その値段が格安!羽毛充填が1000g快適温度が-5℃、限界温度10度の物が10,000円、さらに1500gの物は快適温度が-15℃、限界温度が-20℃の物が12,000円程度です。
化繊の物より格安くらいの価格帯です。
しかし難点があります。
Fengzel Outdoor厳冬期寝袋
収納サイズが大きい!サーマレストの倍近くあります。
コンパクトをも求めて買ったダウンが!なんて嘆くことはありません。
使ったからこそわかるメリットを紹介します。

工夫次第でいくらか小さくできるダウン!

これは化繊寝袋でもですが、圧縮袋を使う事で二回りほど小さくできます。
Fengzel Outdoor厳冬期寝袋
袋から出して圧縮袋に入れて、空気を抜くことで3分の2ほどの大きさになります。
今使っているのはお気に入りのCompackの圧縮袋!化繊の寝袋、またFPの高いダウンもコンパクトにできるキャンプに便利な圧縮袋です。

1袋700円くらいです。

真骨頂?ふかふか寝心地!

FPの高いダウンは下側が体重で潰れやすいのでマットの重要性が増します。
しかしFPの表記の無い物はパンパンに充填されています。
その為コンパクトにならないのですが、反対に体重で押しつぶされずに保温力があるという事です。
この寝心地がふかふかです。
ふわふわというと軽そうですがふかふかは包み込まれます。
体の下も体重で潰されても層があるのでけっこうあたたかい!
ダウンってホント温かいなぁと思いました。ちなみに瀬戸内の気候では快適温度-15℃までは要らなかったかな(;^_^A

3 素直な感想!

ダウンって暖かいなと思いました。
化繊は扱いやすくてダウンは扱いにくいけど高性能っていう大きな分け方では寝袋も語れなくなってきたなと思います。
ちなみにFPの高い物は家では袋から出して保存しておかないと回復力が低下する可能性があります。
なので持ち運びにはコンパクトでも家ではちょっとかさ張るという事も。
また格安とは言えダウンは下から包まれる感覚も悪くありませんね。
冬場のキャンプにはこのダウンで正解だったなと思っています。

正直FPが高い物とは用途が違う。そう思っておけば大丈夫かな。

確かに格安でもFPが高い物もあります。
こうやってみると色々選択肢がありますね。
格安だって悪くない!そう思います(笑)

 



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