折りたたみ式薪ストーブの疑問解消!使用感・相場・選び方を詳しく説明!

B!

※広告提供品を含む記事です。

薪ストーブは冬の定番キャンプギアとして扱われるようになりました。
おこもりキャンプに限らずメリットも多いです。
一方で持ち運びが大変、家での収納場所がかさ張る、また高額などデメリットも目立つキャンプギアでもありました。
しかしこのデメリットをカバーする「折りたたみ式薪ストーブ」が充実してきました。

この折りたたみ式薪ストーブの登場そして充実によりこれまでのデメリットが解消され、徒歩キャンパーの方でも気軽に持ち運べる様になりました。
一方「折りたたみ式ってホントに大丈夫?」という不安もあります。
この記事ではシーカヤックで薪ストーブを持ち運んで楽しむガイド「外遊び屋」が詳しく解説

使用する2台の折りたたみ式薪ストーブから学んだ使用感や選ぶポイントまた2024年1月現在の相場感を詳しく紹介します。

スポンサーリンク

1 そもそも折りたたみ式薪ストーブのメリットはあるの?

折りたたみ式薪ストーブを選ぶメリットって何だろう?って方もおられますよね。
外遊び屋が強く感じている折りたたみ式薪ストーブのメリットを紹介します。

手軽に持ち運べる携行性!


コンパクトに収まりキャンプテーブルより小さくなる物もあります。
この手軽な携行性が魅力です
車の積載に場所を取られず、手持ちでもカヤックでも持ち運べます。

(※画像は20ℓ防水バックに入れています。)
この手軽さを実現するのが折りたたみ式薪ストーブです。

家での場所も取らない収納性!


20ℓの防水バックに入る収納性
炉が折りたため手薄くなるので高さ箱型には入らない場所でも収納できます。
薪ストーブは冬しか使わないので、半年は家の収納で眠っています。
その間邪魔にされたり、奥に押し込まれたりしますが、この収納力であれば隙間に収まります。

服に匂いが着きにくい!

折りたたみ式薪ストーブに限りませんが、火を焚いても煙突から排気されるので服などに煙の臭いが着きにくいです。
クッカーも煤だらけにならないので後片付けも楽になります

折りたたみ式薪ストーブのメリットの大きなところでした。
徒歩キャンパーでも持ち運ぶことができ、キャンプギアで生活空間を圧迫され始めたキャンパーにも大きなメリットです。

2 折りたたみ式薪ストーブの不安点!

いい話ばかりではありません!
やはり不安点はあります。その不安点を解消していきたいと思います。

軽いから熱変形しない?

折りたたみ式になると耐久力が不安な方もおられるでしょう。
実際折りたたみ、そして軽量を目指すんで熱による変形はあります。
最も変形の恐れがあるところは天板です。
熱がもっとも影響する場所ですが、ここが変形すると一気に調理しにくくなります。
外遊び屋が使う2台のうち1台は変形して調理時に熱がうまく伝わらなくなりました。
といっても調理できないとか、組み立てられないというほど変形はしていません。
ただある程度熱変形は覚悟が必要です。

耐久力は大丈夫?

持ち運びが楽な分破損の恐れもあります。
薪ストーブはガラス面がもっとも破損の恐れが多いです。
ここは養生が必要ですが、カヤック乗せて運んでも壊れたことはありません。
常識的な扱いをする限り簡単に壊れるという事はないです

煙漏れしないの?

折りたたみ式は接合部が多いだけその隙間からん煙漏れが気になるかもしれません。
しかし煙突効果は想像以上に高く煙突を塞ぐくらいしないと周りから煙は漏れてきません。
今のところ外遊び屋も隙間から煙が漏れて困るという体験はしたことありません。

不器用だけど簡単に組み立てられる?

組立は脚とウォールを開いてパネルを差し込み、天板を着けるといった流れの物が多いです。
人によっては煩わしく感じるかもしれませんが、難しくはないです
本体は簡単ですが巻き煙突は慣れるまで難しく感じるかもしれません

以上外遊び屋が不安だった点をまとめてみました。
他にも「こんなの不安があるんだけど・・・」という方は問い合わせいただけると分かる範囲で追記していきます。
問い合わせは右下のフォームからお願いします。

3 折りたたみ式薪ストーブの使用感!

実際使用した感じは通常の薪ストーブと変わりません。

少々の天板の歪みならおでんを温めるくらい全く問題ありません。

熱燗を湯煎で温めたり、ステーキを焼いたり色々できます。

ただ薪ストーブ自体が軽量なので安定性を上げて設置してください
ローブを取り固定することは折り畳み式では必須の作業になります。

完全に囲い込まなくてもテント内が温かくなります。

4 折りたたみ式薪ストーブの購入ポイントと相場!

折りたたみ式薪ストーブの購入するときに見ておきたい口コミと付属品、そしておおよその価格を紹介です。

あると嬉しい4つの付属品!

購入の際にあると嬉しい4つの付属品です。

スパークアレスター


煙突の先に取り付ける火の粉飛散防止のパーツです。
ロープもつけられるようになっている物が多いので薪ストーブの固定に役立ちます。
煙突の径に合えば別売品も売っています。

巻き煙突


スパークアレスターの中に収めることができる巻き煙突。

使う時には立派な煙突になります。
設営が慣れればコンパクト収納の肝になるパーツです。
選ぶ際には個人的には巻き煙突がおススメです。

ダンパー

こちらは付属品というよりは薪ストーブの機能に近いです。

煙突の下にあるつまみです。
これで空気の流れを調整できるので、あると火加減などが調整できます。

収納袋


折りたたみ式の薪ストーブには付いていますが、収納袋はあるかどうか見ておいてください。
そのサイズが分かれば大体の持ち運びのサイズ感がわかります。
もし収納袋がないと持ち運びはかなり不便になります。
窓ガラスの破損にもつながる可能性があるので必ずチェックしてください。

以上4点!なくても後で買えますが、あると使いやすい点です。
また購入の際には組立サイズも確認してください。炉が小さいと薪作りが大変になります。

折りたたみ式の薪ストーブ相場!いくらで買える?

キャンプギアはピンきりなので一概言えません。
また素材もステンレスとチタンとあり値段も変わってきます。
ステンレスの物は2万円前後、チタンの物は3万5千円前後の物が多いですね。
しかしステンレスの物は1万円前後でもあります。
格安品はバリの処理が甘かったり、変形も激しい事もあるので必ず口コミのチェックはしてください。

以上使って、また毎日Amazonと楽天のチェックをしてきた所感をまとめてみました。

5 おすすめ折りたたみ式薪ストーブ5選!

ステンレスとチタンに分けて紹介します。

おススメ!ステンレス製折りたたみ式薪ストーブ3選!

重さはありますが、安価で手が出しやすいのはステンレス製の折りたたみ式薪ストーブです。

Soomloom Wintour UL 2.0

激安!1万800円の折りたたみ式薪ストーブ!

なんと1万800円の折りたたみ式薪ストーブです。
1.0は1万円を切る値段でしたが、足元が安定しませんでした。
ここを強化して安定性をだしたんが2.0です。
在庫数が少ない事が多くある時に迷うと買えない事もあります。
【スペック】
●使用サイズ(約):L345mmxW210mmxH2750mm(煙突含む)
●収納サイズ(約):L38cmxW30cmxH6.5cm
●重量(約):3.2kg

Soomloom Ideal

二次燃焼で大きな窓の薪ストーブ!

先ほどの2.0の後継機ですかね。
さらに安定感が増し、またサイドに大きな窓がついて炎の鑑賞がしやすくなっています。
じっくり炎を楽しみたい方にはこちらがおススメです。
【スペック】
●使用時(約):L385mmxW200mmxH1630mm(煙突の高さも含む)
●収納時(約):L370mmxW180mmxH230mm
●重量(約):6.8kg

CHANGE MOORE 二次燃焼薪ストーブ

薪入れが便利な二次燃焼薪ストーブ!

横の大きな窓から炎が見えて、側面が扉になっているので鑑賞と薪の補給がし易い薪ストーブ!
二次燃焼で煙少な目で、ダンパー付きなので火力調整も容易です。
しかし煙突が降り出し式なので収納サイズは少し大きいです。
バリがあるのも注意が必要ですが、扱いやすくシビアにコンパクトさを求めない方におススメです。
【スペック】
●使用時(約):38×20×270cm
●収納時(約):44×46×11cm
●重さ(約):6.1kg

以上ステンレス製おススメ折りたたみ式薪ストーブでした。

おススメ!チタン製折りたたみ式薪ストーブ2選!

値段が上がりますが軽量で持ち運びやすいのがチタン製の薪ストーブです。

TOMOUNT チタン薪ストーブ

口コミ★4.4!満足度の高い薪ストーブ!

組立簡単さらにダンパー、スパークアレスター付とすぐに使えるセット付!
やや値段は高いですが大きな窓、軽量そして追加パーツの購入不要は便利ですね。
【スペック】
●使用時(約):30.5×19.5×24.5cm
●収納時(約):40 × 30 ×7cm
●重さ(約):2.8kg

Soomloomチタン製薪ストーブ

1万6800円で買えるチタン製薪ストーブ!

組立は少し面倒ですが驚くべきは値段!なんと1万6800円です。
ベアーズ島田さんが動画で使用しているのも恐らくこのタイプかなともいます(※見た感じの憶測です)
チタンでこの価格!また巻き煙突で値段からサイズまで軽量コンパクト!
折りたたみ式薪ストーブのとりあえず一台目を触ってみたいという方におススメです。
このタイプのステンレスは変形したので、チタン製も最新の口コミをチェックしてください。
【スペック】
●使用時(約):L348mmxW204mmxH310mm/H2310mm(煙突含む)
●収納時(約):L40cmxW30cmxH7cm
●重さ(約):2kg

格安な薪ストーブは品切れのことも多いのでこまめにチェックしてみてください。

6 安全には十分に気を付けて!

折りたたみ式を紹介してきました。

テント内で使う事は推奨されていませんのでご注意ください!

またテント内にバーベキュー時に発生した一酸化炭素が籠っていたという事案もあります。
テント内には一酸化炭素チェッカーの設置は必須と考えます。
できれば日本語案内の物がいざという時に理解できて便利です。

安全に注意すれば、楽しいアクティビティにもなります。
軽量コンパクトな折りたたみ式薪ストーブの紹介でした。

スポンサーリンク
最新の記事はこちらから